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「生産」と「消費」の境界をなくしてゆく。人生100年時代の生き方。

「生産」と「消費」の境界線が曖昧になってゆく、というメルマガに書いたコラムをこちらでもご紹介。

かつては、

生産=労働(お金を稼ぐこと)

消費=休息やレジャー、遊び

は、明確に分かれていました。

いまの時代、生産と消費の境界線はますます曖昧になっているなぁと感じます。

境界線が曖昧というのは

遊びと思ってやっていたことが仕事になり
仕事が楽しくて、遊びのように感じられてしまう。

ということ。

IT革命がもたらした分断の解消

長らくこの、仕事(生産)と遊び(消費)は明確に分断されてきましが、SNSの普及とスマホとオンラインコミュニティの浸透によって2つの分断された円が、
限りなく重なる生き方をできる人が増えています。

私は大学時代に「仕事を楽しめる人になりたい」と、楽しそうな社会人のいる17か所の職場に弟子入りしたことがあるのですが、その人達は、仕事と遊びの2つの円が重なっていて、こんな感じの24時間を過ごしていました。


※別のセミナーでの講義資料

ずっとこうなりたいと思って仕事も頑張って転職7回もしてきたけど、副業6年、独立3年目にしてはじめて…仕事と遊びが一致してきました。涙

月曜は、私が20年近く考え続けてきた、寝ても覚めても考えたいテーマである「何も持たない人が影響力を発揮してゆく方法」や「これからの働き方」について、思うところをお話させて頂きました。

参加いただいた皆さんからも、私が知らなかったキーワードを頂いてとても学びになりました。

・ヨコ出世
・ご縁の回転寿司理論
・原価ゼロの価値提供

私にとって、セミナーの場は仕事であり「生産」ですが、楽しみや遊びといった「消費」的な一面もあります。

また、先日は仲間と長野に合宿に行ってきましたが、
勉強でありながら、遊びでもあり、そこで得た仲間との信頼関係やインスピレーションは、確実に「生産」に直結していました。

**
時間が 5倍10倍になる**

これからは、生産と消費の境界が曖昧になってくる時代です。

生産と消費が完全に重なって同時になってくると「時間が倍」になります。なぜなら、多くの人が、生産と消費が二分されているからです。当然、消費的な楽しみが生産に直結するようになると、他の人よりも投下できる時間が増えます。時間が増えるということは、それだけでアドバンテージです。

さらに、これを2倍で終わらせず、5倍10倍にする方法があります。

それが、コミュニティです。

仲間と一緒に成長してゆくことで、ただの遊びが、生産的な遊びになり、好きな仲間と生産的な遊びをすることが、もっとも効率の良い仕事になる。

そんな状態になります。

なんか、いい事ばっかり言って怪しいですよね。

信用不足がコストを増やす。

でも、会社組織として運営して毎日同じところに出社させる意味って何かと考えると、コミュニケーションの効率はもちろん高まりますが
信用不足を補うため」でもあると思うんです。

ちゃんと勤務時間に仕事しているのかどうか、見張りたいとか、メールの言葉では行き違いが起こりやすいとか、そういう信頼不足による監視コストが、管理コストとなって、都心にオフィスを構えて家賃がかかり
マネジメントをする人とされる人が、延々と際限なく必要になってしまう理由ではないかと思うのです。

これがもしも、「あいつは任せたらやってくれる奴だ」と思いあえていたら、管理ゼロでいいんじゃないの??

仲間と副業していた時に、常々思っていたことでした。

今回の「マイクロインフルエンサー講座」では、そういう働き方とチームの在り方を実現するために、ヨコにいる人と信頼関係を築き、仕事ができる能力開発をしながらコミュニティを育てていくという内容になります。

私自身が、時給816円時代にコミュニティをスタートしました。
当時、私の肩書きや権威性、ゼロ。

その時に何を、どう発信して、読書会に100名を毎月集めるようになったのか?

それをリアルに共有しながら、発信の軸と仲間の作り方や、仲間の成長支援の仕方をご紹介します。

じゃあ、五年前から仲間の成長を支援してどうなるの??どうなったの?という疑問に対しては、ちょっと自慢できる成果があります。2013年当時、一緒に運営していた同年代の一緒に遊んでいた友達は、こうなりました。

・平社員⇒同社内の青年部会長職
・個人事業主⇒上場を目指すベンチャーの営業部長
・会社員⇒ITベンチャーの社長
他にもたくさん。みんな、けっこう頑張りましたよね。

全く異業種の別分野の仲間たちですが、2013年頃から、当時は毎月1回は会っていて「仲間の課題解決と成長を助ける」とコミットし合ってきたんです。

もちろん、私のチカラなんかではなく、本人の人柄と努力です。でも、お互いに踏ん張りどや辛い時には応援しあってきました。

というか、私が一番支えられてきたかもしれません。

いまでは、当時のコミュニティはどれも無くなりましたが、女子マネの役員になった関係の近い人もいれば
別のステージに行って数年会っていない人もいます。

ただ、お互いのビジョンに合いそうな人や情報があればすぐに紹介したりしてゆるい応援関係があります。

これが、前時代的に売り手と買い手の関係で入ってしまうと、その時に一回だけ「お客さん」になってもらえても後が、続かないんですよね。

私も2015年に「起業塾で高額商品の型」を教えてもらって、それを売ったこともありました。
全くもってゼロからの起業ではなく、十分に助走期間のあった私は、結果、元々の信頼のある人達にソコソコ高額商品が売れてしまいました。でも、それで離れていった人もいます。

ああいう、先生⇔生徒の関係で、弟子からロイヤリティを取る商売とか、ずっと通い続けさせる、つまり生徒を生徒のままに留めておくような関係ではこれからの人生100年時代、続きません。

私はこのnoteの読者さんとも、何等かの形で関わりあいをつくり、成長しあって、3年後はべつのステージで遊べたら面白いなと思っています。

だからこそ、今回はマイクロインフルエンサー講座を実施するに至りました。
決して高額の講座ではなく、全然儲けもなさそうな金額で半年間やりますが、金稼ぎより人稼ぎをしたいなと。そしてこれから伸びる人、私が関わって人生が変わる人に、来年は時間を使いたいんです。

ほんと、従来の高額塾ビジネスなら、半年講座っていった時に、少なくとも大体2-30万の講座にするのが普通なんですが…値段を見られて「安っ!馬鹿なの?」みたいなことを言われたりするんですが、高額講座の先生になるのはもうダサさすら感じていて。

本当に、情報に意味はないんです。やらないと。体験を通さないと。そして、スマホを持ってる人が増えて情報の陳腐化のスピードが恐ろしいくらいの時代です。

**
関係性をつくり、それを進化・発展させていくこと**

関係性にこそ価値があるんだとしたら、
ビジネス=お金稼ぎは関係性のあとにくるもので
その手段の一つであると考えたら関係性を作るハードルは限りなく下げたいなと思ったんです。

従来の、メルマガリストやフォロワーを増やして
教育して売りぬいて、サヨナラという関係性じゃなくて、価値を受け取ってもらいたいと思える人に伝えて
デジタルで販売してもそこで終わりにせず、個別メッセージとか、生身のリアルで関係を作っていくことで、値段が安くても関係性が深まることで得られるものは勝手に増えるだろうと。

こんな地味で面倒くさいことは、お金稼ぎに興味のある人達はやらないだろうという変な自信というか安心感をもって来年の準備をしています。

ということで、こういう長ったらしいことが、私が来年一番ワクワクしているチャレンジです。

◎そんな熱い思いを込めて作った講座の説明会


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