不登校の子の家庭教師として、指導する上で大事にしていること
こんにちは。こもくです。
私は現在31歳ですが、高校生1年生の冬に不登校(引きこもり)になりました。
自身の不登校の経験から不登校児への指導に強い関心を持っており、noteで記事を書いたり、個人の仕事として家庭教師をしたりしております。
今まで100人以上の不登校の生徒と一緒に頑張ってきました。
本記事は、そんな私が不登校の子を指導する上で大事にしていることを綴ったものです。
例えば「わかりやすく丁寧に教える」といった講師として普遍的に意識していることではなく、不登校の子の指導時により強く心がけていることを大きく二つまとめました。
良かったらお読みください。
1*生徒さんのことを否定しない
教育的にいかがなものかと思われるかもしれませんが、私は不登校児のことをとことん甘やかします。
意識しているのは、否定しないということです。
基本的に全肯定します。
私自身の不登校経験、そして指導経験から思うのは、不登校児は否定されることに敏感であるということです。
私の不用意な言動で傷つけることのないよう、彼らを常に肯定するように意識しています。
不登校児がある程度回復し、学校に行けるようになったり、本格的に受験勉強を始めるとなったりしたら甘やかすだけでは彼らのためにもなりませんが、傷が癒えていない段階では私は本当に甘々です。
徐々に自信を培っていって欲しいと思い、このような指導方針としています。
2*親御さんとのコミュニケーションを密にとる
私も経験がありますが、一般的な塾では社員の業務として"保護者対応"が必ず入ってきます。
この保護者対応は、言い方は悪いですが営業的な側面を持ちます。
他方、不登校児指導における保護者対応は、それとはまるっきり別物だと思っています。
私は、親御さんの悩み事を受け止め、ご家庭内が上手くいくようにとコミュニケーションを綿密に取っています。
私が不登校だった時もそうでしたが、一般的に、不登校児を抱える家庭では不和が生じがちです。
親御さん同士、あるいは親御さんとお子さん、家庭内の関係が悪くなってしまうことが起こり得ます。
この不和の原因の一つは、我が子が不登校であるが故の親御さんのストレスであると思っています。
もちろんストレスを抱えること自体は何も悪いことではありませんが、それを家庭内に向けてしまうと収拾がつかなくなってしまいます。
したがって、親御さんはストレスをなるべく外で発散するとよいです。
とはいえ、実際に外で発散するのは簡単なことではないかもしれません。
我が子の不登校事情を理解してくれる方というのはそう多くはないでしょうから。
そこで、私がその悩みの聴き手になるようにしています。
親御さんの悩みにしっかり耳を傾けることで、ご家庭の雰囲気が少しでも穏やかになればいいなと思い、積極的なコミュニケーションをとっています。
■家庭教師依頼を募集しています
私は現在、個人の活動として不登校の子の家庭教師をしております。
「生徒のことを否定せず」「親御さんとのコミュニケーションを密にとる」ことで、不登校児にとって心地よい環境づくりに励んでいます。
ありがたいことに枠が埋まってきている日もありますが、記事公開時点(2024/4/29)では新規のお申し込みを受け付けることが可能です。
ご興味のある方は下の記事をご覧ください。
実際に授業が行われるまで料金は発生せず、ご相談や面談は無料ですので、お気軽にご連絡を頂ければと思います。
本記事をお読み頂いた不登校の方やその親御さんが心安らかに日々を過ごせることを切に祈っております。
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