【乳がん】針生検とは

  こんにちは。もじょこです。2021年11月末に、乳がん(浸潤性乳管癌)ステージⅡと診断されました。検診を受け始めた日のことから、診断が出た日のこと、治療のことなど、これから書き綴っていきます。

前回の記事の続き。要精密検査となって、病院への紹介状が出たのでそれを持って近くにある県立病院を受診した話です。


まず、朝は少し仕事をしてから、病院に向かいました。病院はお年寄りでごった返しています。コロナ禍にあって、めちゃくちゃ密。感染しそう…。

紹介状を持って受付に行き、案内してもらって外科外来へ。その時にようやく知ったのですが、乳がんて外科なんですね。婦人科だと思っていました。

あのおじいちゃん、血圧測れって言われてるのに一向に動こうとしてねーな…
あのおじいちゃんに、診察券持ってきてないとか…おい…
おい、あのおじいちゃんにいたっては、自分が何しに来たのかわかってないぞ…看護師さんとともに困惑してるじゃねーか…
といった、おじいちゃん観察をしばらくしていると看護師さんから呼ばれ、検査をしてきてくださいと言われ、放射線科というところに行きました。

はい、結局マンモグラフィやりましたよ。人生初マンモグラフィ。もうね、全身運動です(技師さんがね)。そしてとにかく痛いです。おっぱい挟まれるので。痛かったー。

そして検査が終わったのでまた外科外来に戻り、診察を待つ(その間もはやおじいちゃん観察に飽き、挙句の果てにおじいちゃんたちにイライラを募らせていった…)

診察室では検診の写真、マンモグラフィなどが見せられ、「確かになにかあります」と。「良性のことが多いですが、念のために、針で細胞を取って見てみますね」とあっさり言われました。


針…?細胞…?


これも私初めて知ったのですが、さすが外科という感じで、処置室みたいなところに連れて行かれるのではなく、診察室でそのまま針生検するんですね。外科ってすげー。

そして服を脱いで、胸に麻酔を打たれます。カッターか何かの刃物で胸の皮膚に穴を開けられました。「痛いですかー?」ってこの時点で聞かれたんですけど、いや、痛くないですけれども、どーするんですか、痛かったら。とか心のなかでツッコみながら、空いた穴から針を通してガチャン、と一発。これで、細胞か何かを取ったらしい。それを3回くらい繰り返して終了。看護師さん、10分くらい私の胸を圧迫している。やっぱり医療職って肉体労働だと思う。

看護師さん「今日はお風呂に入らないでくださいね」


え・・・?


え、お風呂・・・

呆然としているとテープを胸に巻かれて終了。結果は2週間後。看護師さんからは、「こういう話にはご家族も来てもらっているのですが」と言われましたが両親は遠く離れた他県に住んでおり、コロナ禍なので断りました。


人でごった返す病院。滞在時間約5時間。うち8割ほどはおじいちゃん観察に費やした。何なのこの時間…とか思いながらヒリヒリ痛む胸をときどき気にしつつ、仕事に向かい、この日は終了しました。

to be continued...

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