「部長ができます」の寓話は実話なのか
一流会社に勤めた50代の部長さんが、退職して、まだまだ働けるからとハローワークに行き、
「どんなお仕事ができますか?」と聞かれたら
「部長ができます。」
と答えて、啞然。
みたいな記事って、毎年のようにどこかで誰かが書いていて、直接そんな本人に会ったことはないけど、そんな人がいるんだなーとみんなの頭に刷り込まれている。
小さい会社であくせく働く身としては、少し溜飲が下がるというか、他人の不幸は蜜の味的な悪い気持ちで、人々に浸透していった話だと思う。
つまりこれって、実在する〇〇さんの話として有名なのではなく、もはや寓話になっている話で、
結果として、日本に住む私たちが潜在的に転職したり、働き方を変えたりすることへの恐れを抱いてしまう要因にもなっているかもしれない。
逆に私は、名もない沖縄の現場で働いている人のお話を数百人~1000人規模でヒヤリングしてきておりまして
素敵な転職、素敵な転身ストーリーはたくさん浴びております。
寓話で、転職を怯ませるなら
寓話で、働き方を変えることを後押しすることもできますはず。
30歳越えたら、成長成長と自分を否定しすぎずに
ただただ自分に合う環境に移るだけで評価されることだって往々にある。
というわけで、これまで関わらせてもらった事業者さんのところにこういう物語がある人の取材をさせてもらう企画を準備中でございます。
その際は、ご連絡いたしますので、よろしくお願い致します!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?