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棚からぼたもちのシステムはよくできている

棚からぼたもち。
とは、何もしていない人に落ちてくるのではなく、棚に徳やら善行やらを自分で乗せつづけた人に落ちてくるそうです。

人事を尽くして天命を待つ。
まくとぅそーけーなんくるないさ。
と同じ概念ですね。

ただただラッキーを待って、天を仰いでたって、そうは問屋が卸さない。そうは神様はぼたもちを落とさない。
ってことなのでしょう。
言われてみれば当たり前。

「それって意味があるんですか?」
と、ひろゆき化している人には伝わらないかもしれませんが
一見、理論上は何も繋がっていないことが
誰に通じて、誰かに反響して、自分に還ってくるのが
人間なんだとも思います。

声のデカい、強引に行列に横入りしてくるような
人間に、席を譲ってしまっても
それを例え誰も見ていなくても
その瞬間は損したなーなんて思っても

棚にぼたもちを積んだと思えば、なんだかわくわくしてきますね。

自分の棚には、どれだけぼたもちが積んであるのか?
預金残高みたいに確認できないところが、ぼたもちシステムのミソ。
あと、落ちてくるタイミングも自分で選べない。
これもATMじゃなくて手が届かない棚だからこその面白さ。

棚からぼたもちシステム。ホント、良くできてるなぁ。

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