採用に困っている会社のリアル
沖縄県の採用力を向上させる事業は、私が専門家派遣される場合、事業者に負担がありません。
よって、「タダだからいいさ~」とならないように工夫はしています。
そんなこともあって、わりと沖縄の中小企業の中央値。みたいな現実を見せてもらっているのではないかなーと感じています。
例えば、一緒に求人広告の原稿をつくりあげても
それをオンライン上の管理画面で、求人サイトに掲載することができない人。これ普通です。
例えば、法人のクレジットカード番号を入力すべき箇所に、キャッシュカードの番号(つまり口座番号ね)を入力して
「進まない!」と連絡くることもあるあるです。
例えば、indeedに応募がせっかくきているのに、PCに向かう習慣・メールをみるルーティーンがないから、しばらく放っておいて
「応募がない!!」と言っている事業者さんもいました。
これらの諸あるあるは、「採用力」が問題ではないし、まして採用コンサルタントの出番かいな?と思うことも多々あります。
でもね。それが現実。
とにかくそれも踏まえて、どうやったら採用できるか?を考えて行動し続けている毎日なのですが。
そこで、昨年度いちばん顕著に感じたのは
「みんな文章書けないな。」という事実でした。
もちろん僕は自分が書けるほうの人だと自覚がありますが
それでも思った以上にみなさん書けなかった。
だからこれまで、
「求人広告の書き方を教える」より「こちらが代行して書いちゃう」方が早いし、結果が出るし、というシーンが多かったのですが。
それでも小宮の身体が足りない問題を経て
僕のゴーストライターを3人増やしました…。ではなく
同じ書く作業でも、細かく分解して、ここからここまでができる人ー。これがあれば書ける人ーと、役割分担を作っていきました。
AIで自動書記ができる時代に
書くことに価値を生み、喜ばれ、成果も感じれる仕事もあります。
やっぱりビジネスは現場に落ちているし
サービスはネット記事と無料動画を観ていても生まれない。
派手で有名で声の大きな界隈の人たちばかりが稼いでるわけではなく、
グレーでスレスレで、非道で強引な社長だけが儲けるわけでもない。
当たり前に自分の能力を発揮して
心根はわりと正直で真っ当な仕事をしているのに
困っている人たちを助ければ、人並み以上に評価をされる。
そんなラインで、生きていける自分でありながら、周囲のそういう影響を広げることができたなら。
理想か現実の二者択一ではない人生を。
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