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沖縄の観光依存を脱却する選択肢

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▼ コロナ以降の沖縄の選択肢
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・沖縄の第3次産業84.2%(全国72.7%)
・とりわけ観光サービス業の割合が高いとコロナ禍の今回のように、観光景気自体に県自体が左右される
・でも沖縄に資源がない、土地がないため製造業や農業の1次2次産業の割合を増やしていきましょう~というのも厳しい。
・で、これまでITだ!と言ってBPO産業を起こしたりしてきた。

ここで私案で試案で思案していること。

「沖縄をコンテンツを創るヒトたちのプラットフォーム化する」ということでの産業構造の変化を促す。

アジアの立地的にプラットフォーム化しやすいというのは
物流とか「モノ」の観点で言われていますが、そうではなくて。

仕入れや資源が必要ない、私のような知的コンテンツとかそういう0→1のサービスを作る人達のプラットフォームになっていくという発想。

・海が15分圏内にある
・そこそこ都会で何でも手に入る
・会いたい人が会える距離に住んでいる

という環境は創造する人にとっては好条件だという発想です。活かすのは立地だけではなく環境。

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▼ 狭い沖縄にホテルを作り続けなくてよくなる
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「人を呼ばないとお金が入らない」という県から
「沖縄で作ったコンテンツを外に持っていくことで外貨を稼ぐ」県に変わっていけば、

環境を守ったまま、仕事が生まれていく県になる

と考えています。

沖縄にはアイデアマンやパーソナリティが素晴らしい個人はたくさんいます。
この人たちをコンテンツ化していき、いわゆる沖縄以外の資本(外貨)を稼いでいけるようになれば
狭い土地に過剰に新たなハコモノを立てなくても済む。

既存の空き家空き土地を、コワーキングスペースや起業家たちが2つめ拠点して使える場所にリノベーションしたりして。

オンライン講座のロケーションとして
画面の後ろに海が見える立地は沖縄にはごまんとあるのですから。
それって、可能性だと思うのです。

コロナ禍で、2拠点目の場所が欲しい人は今後も増えると予想します。2つ目の場所としての「沖縄」は多くの人が望むところ。

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▼ 課題は目に見えないサービスにお金払わないこと
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ここ数年、私は「レンアイ型Ⓡ採用コンサルティング」という自分の経験・ノウハウを活かしたビジネスで生きてきました。
人材派遣とか職業紹介はしていません。
完全に仕入れがない知的コンテンツです。

沖縄ではこれまで、こういうコンサルティングは胡散臭い職業という事で多くの方が敬遠されてきました。

それもそのはず、内地からきた的外れの、劣化版コンサルタントが雨後の筍如く、常に発生し、そしていつの間に消えていくからです。
この方々にある意味だまされた経験が少なからずあるため、どうしても「目に見えない商品・サービスは受け入れない」という風潮が強くあります。

だから、私なんかより、よっほどすごい知的コンテンツが作れる人はたくさんいるのに
「沖縄じゃ、ムリだよ…」
と始めない。
結果、メインクライアントは公的予算。というコンサルしか生き残れない。

この課題は、
「専門知識と専門家を選ぶ発注者のコミュニケーションのミスマッチ」
が、課題であると最近わかってきました。

沖縄にもうちょい
専門知識や目に見えないノウハウに
お金を払う文化、受けとる文化が根付けば
個性的なビジネスが生まれてくると思うのです。

コンサルフィーの2/3をいつまでも補助金で賄うと、結果にコミットしないコンサルやアドイスが横行し時間と税金を浪費します。

少なくとも、私は採用の結果を出し続ければ
求人広告の媒体費用やWEB制作費とは別に
コンサルフィーや企画料として、料金を頂けるという実績と実感があります。成果報酬でもなく。後払いでもなく。

ここら辺のノウハウや経験は、周囲の仲間たちのアドバイスするのは全然、躊躇しません。
これまでもやってきたのですが
沖縄の未来を見据えて、もっと踏み込んでやろう!という気持ちが芽生えました。

沖縄発の仕入れが「ヒトの個性」であるビジネスを本土展開する道筋を作り、
沖縄には東京向きではない「ヒト」が起業や仕事をしに集まり
住んではいないが、宿泊でもない滞在をして
ポコポコポコポコ面白いビジネスが生まれる県。楽しそうじゃないですか?

そういう風に考えがまとまってきましたよ。
ってことで、レンアイ型アライアンスパートナーとか言い出して、みんなで力を合わせていこうとか、言い出してます。

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