見出し画像

東京国立博物館創立150年_美術鑑賞2【こみち雑録11】

明治5年(1872年)3月の湯島聖堂大成殿で開催された「博覧会」を起源とする東京国立博物館は、令和4年(2022年)3月に創立150周年を迎えました。

たびたび足を運んだ東博ですが、思い出深いのは、2019年3月に公開された、木像『馬』後藤貞行(明治26年・1893年)に付けられた、「置物」・「大正十三年八月調」・「侍従職」などの記載がある識別票です。
『馬』が四方から観ることができるように展示されたので、識別票を視ることができました。
帝室博物館であったことを実感する票であり、大正12年(1923年)関東大震災後の東京帝室博物館の活動の一端が垣間見える資料で記憶に残ったものです。

木像『馬』後藤貞行(明治26年・1893年)の識別票
平成31年(2019年)「特別展 御即位30年 記念 両陛下と文化交流―日本美を伝える―」
2019年2月24日、東京国立博物館正門前

平成31年(2019年)3月~4月に開催された「特別展 御即位30年
記念 両陛下と文化交流―日本美を伝える―」も印象深いものでした。
(2022.10.23)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?