見出し画像

資産価値の落ちない街づくり

総務省 地域力創造アドバイザーなどをされている井上顧問とGW最終日に、顧問の自宅で色々とお話し、2007年景観をプロデュースした資産価値の落ちない街並みとしたガーデンビレッジ北川原のパンフレットが残っていないかとのことで昨日の朝お届けに。

全12区画の街並みで道路の切り方から設計させていただきました。全面道路幅を広く取り、電柱を立てていないので景観を損なう電線も見えません。また道路に面するファサードはカーポートや塀などは立てないようにお願いしてパブリックなスペースとし、各家裏庭を設けて裏庭はプライベートな空間としています。外観は当時流行り出したプロバンス風で統一しています。

外観や内部は洋風のデザインですが、建築工法は日本の気候風土にあった在来工法、古民家の知恵を活かして古材も使っています。サッシは樹脂サッシ。室内ドアや建材などと共にカナダから直接輸入しています。

今見てもいい街並みになったと思います。プロバンス風の住宅地ですが、根本にあるのは古い日本の街並みと同じ考え方です。日本の伝統住宅の新築で新たな街並みを創る「古民家ビレッジ」の企画もずっと温めているので、いつか…日の目を見たいと思ってます。

GW休みも開け、現場もスタート。
クロス屋さんが入りました。クロスはここ最近はずっとシンコールさんを指定してます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?