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「女装する女」著・湯山玲子 読書感想文

テレビのコメンテーターとして活躍していた湯山玲子さんを久しぶりに見かけたのはこの動画。

テレビのコメンテーターをしている時よりよくおしゃべりをされていてすごいなー、頭の回転早いんだなーと感心し、そういえば話題になった著書があったなと思いこの本を読むことにしました。

テンポの良い文章にありがちな一文が短いものではなく、長めのわかりやすい造りが全体的になされています。
気になったのは、引き合いに出すのが雑誌、都会の女性、それに伴うセックス。
湯山さんは編集者でもあるのでどうしてもそうなるのかもしれないのですが、この雑誌不況のご時世に引き合いに出すのは時代錯誤では?と調べてみるとこの本が出版されたのは2008年。時代錯誤なのはこちらのほうでした。

前半まではそこまで面白いと感じず文章に時折挟み込まれるセックスについての言及の仕方が不快に感じて首をひねる事しばしばだったのですが、後半になると笑える箇所もあり、結構楽しめました。

ただ、この手の本は出てすぐに読む賞味期限のあるものなのだと。
今回の本に限らず、時代を映すようなものは特に。
この点に関しては勉強になりました。

私は女の姿をしたオカマ(性別は女性ですよ)と言われることがあり、表題からしてお仲間が本の中にいるのかと思ったのですが、中にいたのはアグレッシブな有職無職問わない都会の女性たちでした。
まあ、私もどちらかというとアグレッシブな方かもしれません。
結果が欲しい人間なのだなと思いますから。
挑戦無くして結果はないので、自ずと何かをやろうと思っていますもんね。
そんな私ですが、今年の目標はちょっとはましな社会人になることという非常に結果の出にくいもの。
私の経験上、人生で一番結果が出やすいのは勉強ですね。
FP資格試験の時にようやく気付きました。
それではむずむずしつつ、本日も女装に女装をしてWワークにいそしみたいと思います。

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