見出し画像

乳がんステージ4からの改善の軌跡【3】

病気と診断される前の私の生活は?


乳がんと告知される前の私は、自分は完全な健康体だと思っていました。
だって、25年近く熱を出して寝込んだことがなかったのですから。
OL時代、周りの人が順番に風を引いて次は私が風邪ひく番かなって
のんきに待ってたってぜんぜん移ってくれないから、会社休めないー
なんて、呑気に考えていたくらいでした。
だから、インフルエンザ予防接種も受けたことなかったし。
しかし、よくよく考えていたら、
私、ある時、嗅覚を完全に失ったんです。34歳くらいの時。
これは、免疫力低下のサインだったのかな。
そして、全身蕁麻疹は36歳くらいから46歳くらいまで、10年近くでていました。
皮膚科にいくと、ストレスですって診断されて、お薬を処方され飲んでいました。
そして、便秘と下痢が交互にくる生活は普通となっていました。
このころの食生活は今の私ならわかるけど、酷かった。
お酒は好きなように飲むは、好きなものを食べまくっていた。
ポテチ大好き、揚げ物大好き、夜は太りたくないから、ビールと柿ピーだけ、ポテチだけ。なんてこともよくやっていた。
でも太っていた。
そして、おしゃれして薄着をしていた。
体が冷えていた。でも運動不足だった。
ハイヒールを履いて、血流が悪かった。
いつも忙しすぎて、アクセク動いていた。
自分のことを振り返る余裕がなかった。
だって、シングルマザーで一人息子を必死で育てていたから。
そう仕向けたのは自分の無意識の意識なんだけど。
いまならそれはわかる。
でも、その当時は必至だったから。自分の時間のやりくりするのに
手っ取り早い食事をとり、それでいいと思っていた。

その食事、息子にも影響が

しかし、自分だけ病気になるならまだしも、
子供を育てる立場にいる私が、そんな適当なものを
育ち盛りの息子に食べさせていたなんて、今思えば恐怖しかない。
あー、いま食事の大切さに気付いて本当に良かった。
私がシングルマザーだった時代は息子が小学校4年生から高校卒業まででした。
その頃、息子は学校で健康診断を受けると、「糖尿病2型の疑いあり」と
毎年2次検査に引っかかっていました。
それは、今思えば、お菓子の食べ過ぎです。市販のクッキーです。
息子がお留守番している間、寂しい思いを紛らわすために、いつもクッキーの箱を用意していました。
彼は、それを平気でひと箱食べてしまう勢いでした。
そのせいで、糖尿病の疑いと、アトピーの症状がひどくなっていったのです。私の無知のせいで子供にまで影響を及ぼしてしまい、本当に申し訳なかった。
アトピーは皮膚科でもらうお薬を塗っていたけど、結局治すものではないことを知り、断薬。最初はひどい手荒れを起こしていたけど、今は薬に頼らず、食べるものから体を整え、どんどん改善しています。

次回は食事改善したことによる変化について
お話します。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
次回もお楽しみに!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?