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子供が塾を3ヶ月で辞めた話ーその4:塾に通い始める

前回までのあらすじ

突然塾に通いたいと言い出した子供。私立中学受験に全く興味がなく、何も知らない状態でまずは友達の親に色々と聞いてみることに。小学校高学年になってくると定員がいっぱいで入れなくなるから、辞めるのは後でできるからとりあえず入ってみたら、というアドバイスをもらう。次はいよいよ塾選び。入塾試験なる不思議な関門を乗り越え、体験授業で感激した子供はついに塾を選んで通うことに。

クラス分け

2月の勝者を読んでおいたおかげで、塾には成績順に振り分けられたクラスがあるということを知っていました。

入塾試験の結果をもとにクラスが決められたようで、子供は一番下のクラスでした。クラスは10段階ぐらいに分かれていて、毎月の試験の成績で今後はクラスが上がったり下がったりするのだそうです。同じ学校に通っている友達も何人か同じ塾に行っていましたが、さすがに他の子達はもっと上のクラスにいて、同じクラスに知り合いはいないようでした。

最初の授業

筆記具などの持ち物を持って、塾に行きました。最初の授業の時に使用する参考書などをもらってくるらしく、鞄も持っていきました。塾によっては指定のカバンを使わないといけないようです。あれはダサいなー、広告塔として使われているなー、と電車などでたまに塾の鞄を背負った子供を見て思っていましたが、幸い通い始めた塾ではカバンは自由なようでした。

電車で一駅隣の場所にあって、自転車で行けなくもない距離でしたが、行きは4時ぐらいとまだ明るいこともあって電車で一人で行きました。授業が終わるのが8時半ぐらいだったので、帰りは自転車で迎えに行くことにしました。

塾自体は楽しいようで、迎えにいって一緒に帰るときには、先生の説明が面白かった、でも体験の時の先生のが面白かった、今日はこんなことを習った、という話をしてくれました。通うからには前向きに楽しんでほしいと思ったので、最初はなかなかクラスが上がらないと思うけど、コツコツやっていったら、そうだな、3ヶ月ぐらいしたらクラス上がると思うよ、だから宿題大変だけどちょっとずつコツコツやってたら問題解けるようになるよ、と話をしてました。

どうも子供の話を聞いていると、小学校の授業は割と簡単で進むスピードも遅くてつまらないみたいで、塾の方がどんどん新しいことが学べるから面白いようでした。これはこれで良いことだと思いました。

最初の難関:宿題

帰宅後、最初の難関が待っていました。宿題が出されたのですが、宿題のやり方などあまり説明がなく、説明を聞いてきたのも子供なので情報が不正確で、どの宿題をどのようにいつまでにやれば良いのか、さっぱりわかりませんでした。

自分で塾に行きたいといったんだから、自分で先生に聞くなりしてやればいいじゃないか、と思っていましたが、それではダメらしいです。最初は妻が見ていましたが、塾に途中から入ったこともあって、どのページから始めて良いのかわかりませんでした。それに宿題が載っていると思われるテキストと、参考書的なテキストなど複数あって、参考書的なテキストを見ながらやればいいのか、やり方が意味不明でした。

こんなにわからなくて途方に暮れたのは、日本の大学に入って履修登録をした時以来です。

妻がなんとなく読み解いて、これをやればいいのではないか、と宿題をやり始めたのですが、子供がこんなことは授業で習っていない、全然分からない、というのでますます混乱しました。結局最初の1、2週間は宿題のやり方を理解するのに四苦八苦という感じで、親の介入が絶対に必要だなと思いました。そういえばそんなことが二月の勝者にも書いてあったような気がしました。

塾によるのだと思いますが、子供が通った塾は勉強する習慣を身につけさせるためか、宿題が非常に多かったです。

まとめ

そんなこんなで塾通いが始まりました。次回は塾に通って数週間から1ヶ月ぐらい経って思ったこと、気づいたことについて書く予定です。

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