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酒米づくり24の季節 #03 播種

4月20日、播種。はしゅと読みます。いわゆる種まきのことです。

田植え機で植えるためには、揃った苗を準備しなければなりません。そのために均等に種籾を苗箱に蒔くために機械で一気に行います。

催芽した種籾をセットします

1 苗箱に土を入れる(1箱あたり3㎏)
2 水を噴霧
3 催芽した種籾を均等に蒔く
4 消毒液を噴霧 
5 土をかぶせる(1箱あたり1㎏)
6 箱を積み上げる

ベルトコンベアで苗箱がどんどん出てきます
土を敷いた上に催芽籾を均等に並べます。

すごい数の苗箱が重なっていきます。重ねられた出芽室に入り、いっせいに出芽された後に、ハウスへと運ばれ、育苗期間に入ります。

播種の目安量の表(10gずつペンで訂正されています)

種籾の一箱あたりの最適なg数については、品種によって変わってきます。コシヒカリの場合、催芽籾で1箱あたり170~180gなのですが、たかね錦は1箱あたり190~200g、五百万石と越淡麗は、1箱あたり200~210gの籾を蒔くのだそうです。

播種の動画はこちらから


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