見出し画像

崖から落ちてみたいワーママの現実逃避

今日もたくさんの仕事を前に現実逃避をしていたら、ふと思ったことがあったので、まとめてみる。

仕事において新しいことやタイトなスケジュールは苦手で、不必要な不安感・恐怖感がある。そこには、母娘関係が多少影響しているんだろうなと思う。育児においてもそう。自分以外の人といる空間は、家族であってもなぜか緊張感が生まれてしまう。「(母親に)言われたことも守らないと死ぬ!」みたいな恐怖感がうすーく自分を覆っている気がする。

都会に出て一人暮らしをするまで、母との関係はいつも崖の上に立っているような気持ちだった。

崖の上に立っているのは私で、崖下に背を向け視線は安全な内陸、つまり母がいる方を見ている。あと2~3歩後退りしたら落ちそうなイメージ。

「これをやりなさい」「あれをやりなさい」と言われて、やらないと強く怒られる。崖から落ちるのが怖くて必死に言うことを聞く。崖から落ちることは見捨てられること、つまり存在価値の死を意味するし、子供にとっては死活問題だったから。

でも実際に崖の下は見たことはなくて、落ちたらきっと死ぬんだろうなとだけ思っていた。

今思うんだけど、絶対落ちても死なないし、高さも1メートルくらいしかなかったんじゃないかな。恐怖のイメージがどんどん膨らんで火サスに出てきそうな崖を頭の中で作り出してしまっていたけど、実際には街中のプールの子供用の飛び込み台くらいの高さだったのではないかと思う笑。

だから、今でも仕事で「言われた仕様や納期を守れないかも~」といった局面が来そうになると崖の上に立たされている気持ちになるし、自分の子供にも「〇〇すべき」「〇〇しないと(崖から落ちるから)ダメ」みたいな言い方になりがちだ。

約束事や、やるべきことを守るのは決して悪いことではないけど、命に代えてまでやることではないです、落ちても大丈夫です、ともっと早く自分に教えてあげたかった。子供の頃に2~3回くらい崖から落ちておけばよかったなぁ。なんか、真面目な大人になってしまった。

崖の下に待ち受けているのは、実は大量のボールプールで、落ちたらめっちゃ楽しい!いけてる!という気持ちで2024年はやっていきたいし、そう子供にも伝えていきたい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?