見出し画像

四季報 発売前に読破してみました

株の話に触れることが少なかったので、
今回こんな話にしてみました。

※チャットGPTにこのテーマで振ってみたら四季報をだいぶ盛ってくれましたので、あえて絵を採用してみました。あくまでもイメージです。

2024年夏の四季報、公式発売日は6/17です。

定期購読をしていると、実はそれより1日とか少し早めに届くのですが、
今回は6/15(土)の午前中と更に早く届きました。

なので、思い切って土日の間に読破してみることにしました。

そして、情報が新鮮なうちにざっと記録としても残すことにしました。
文章が粗めですが、何かの参考になれば幸いです。


1.まず何を読んだか


読破と言っても、限りある時間で隅から隅までは難しいです。
ページ数はREITを除いて約1,950ページ。
1ページ2社の記載なので、1,950×2=約3,900社という感じですね。

私の投資は9割国内個別株なので、
そのわずかな勝率UPのためにも
できるだけ多くの情報は拾いたい。

そこでだいたい見るのが、

・月足チャート (現在の状況)

・PER、PBR (割安割高のざっとした位置)

・企業別のコメント

・業績推移 (あまり未来予想を過信しないようにする)

・キャッシュフロー (今どの程度持っているか、還元力は?そもそもの稼ぐ力は?)


というところです。

ちょっと気になる部分があれば少し立ち止まって、
ということを繰り返すと時間が簡単に過ぎてしまうので、
できるだけテンポ良く、
必要な部分に機械的に目を通すという作業になっていた感もあります。


数字だけでよければスクリーニングなどでもいいかと思いますが、
私の場合は上記以外に、

・その企業が何をやっているか一瞬でもいいので目を通したい

・数字以外の定性的な情報にも触れたい

というのも四季報を読んでいる理由でもあります。

結果、通してかかった時間はおそらく10時間かからなかった程度かと思います。


2.逆に読まなかったもの


情報量が多すぎるのでできるだけ自分に合わない作業も避けたかったです。

手間を減らすために秒で流したもしくは読み方も迷った所は次の通り。

・赤字垂れ流し中 (出尽くしになるにはまだ時間がかかりそう)

・医療、医薬品関連 (そもそも損益がまともに成立していないことも)

・銀行は読みにくい


あんまり流しすぎると情報量が減ってしまうので、
一応目を通しながらさっと頭にくぐらすぐらいの感覚でした。

できるだけ早く読もうと思ったので、
取得する情報もメリハリをつけた、というところです。


3.やってみての感想


結論を言うと、しんどいけどやってよかった、です。

というか、しんどさは税理士試験の理論の方が上です。
覚えなきゃいけないので。

やった後で思う部分でもあるのですが、

やっぱり、企業の情報を眺めること、そして分析が好きなんだな、
と自分の内面も再度振り返った一面がありました。

四季報に挑むのは、ある種苦行な一面もあるけども、
ここを乗り越えると達成感があります。

そもそも、四季報を読みたいがために会計を始めたのでした。
やっぱりやっててよかった。


ただし、読んだからと言って勝てるわけではない
というのもこの作業の悩ましい部分でもありますし、
自分自身肝に銘じておきたいところです。

今回は、それでも他の人よりは1歩でも先に進みたい、
今できる事を答えがなくても探っていきたい、

という意欲が気持ちの支えとなってくれています。


4.この後


走破した結果、
付箋がこのように残されていきました。

付箋の束が1個なくなるぐらいでした


この残された候補、今すぐ買えみたいな話ではなく、
いろんな角度から切りながら自分なりの選抜メンバーを作ってみようかと思っています。

鉄は熱いうちに打て

まさにこの言葉の通りです。

情報の鮮度が高いうちに次のステップへ。

そして、一旦ここまで来たのは
今回の自分なりの進歩だと感じています。

整理した情報が人様の前に出せるようなものかは分かりませんが、
自分なりに何か糧となればと思っての今回の活動でした。


ざっと書きましたが、以上のご報告です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?