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米の子版・大豆たん白の唐揚げレシピ

米の子では定番の人気メニュー、大豆たん白の唐揚げ。

大豆たん白は、肉の代替として戦前から開発されたものだそうです。そもそもは食肉の価格調整のために、ハムやソーセージなどの加工食品に使われていて、原価を抑えるためのかさ増しや食材の肉汁を吸わせてうま味を封じ込める、といった役割のものでした。現代でも、ハンバーグやミートボール、肉まんなどの冷凍食品やレトルト食品に活用されているようです。

やがて1980年代になると製造技術が進化して、大豆たん白自体が素材として販売されるようになり、健康志向の消費者やベジタリアンなどの需要を得ました。とは言え一般的な知名度は低く、米の子を開店した当時は、「大豆たん白」と言ってもなんの事だかわからないお客さまが大半でした。その食感のおかげか、何度も「これってお肉じゃないの?」と驚かれたり、肉ではないと気がつかないまま帰られた方もいらしたようです。

しかしながら最近では多くのスーパーで販売されているのを見かけるようになり、種類もたくさんあることから、広く注目されているのがわかります。

今回は、米の子で使用してきた「タプロ80」を使った唐揚げのレシピと、唐揚げにかけて美味しい「玉ねぎドレッシング」「ニラだれ」の二つをご紹介します。どちらも暑い夏の日に食べたくなる、さっぱりレシピです!

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大豆たん白にはスライス状のうす切りタイプ、粒状のミンチタイプなど形状が複数ありますが、今回のレシピは乾燥したブロックタイプの大豆たん白「タプロ80 から揚げ風」をご紹介します。商品により原材料や食感、香りなどが異なりますので、あくまでもベースのレシピとしてお考えください。ちなみに、「タプロ80」は当店で販売しています。ぜひご家庭で、米の子版・大豆たん白の唐揚げをお試しくださいね!

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