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他人の言葉は自分で決める。

いじめられた事ある人って結構多いですよね。
なにを隠そう私もそう。でも、今時のいじめとは大分違う。
※最初に断っておきますが、「このいじめをきっかけに私精神が壊れた」というような苦しい話ではありません。気軽に読んでいってください。

○「いじめられてる」って気付く前はなんとも思わなかった。

陰口を言われたり、悪口を言われたり、私だけ参加できない交換日記があったり、消しゴムを隠されたり、上履きの裏側に画鋲を刺されたり。 

確かこんなことだったと思いますが、事実私は全く気がつかなかったのです。

いつも笑い話に使う話があります。傑作です。

▽ある日の小学校の教室で。
いざ授業が始まると、筆箱に消しゴムがない!

あれ?忘れてきたのかな、昨日宿題やった時に使ったからうちにあるのかも。しまったなぁ…

私「ねぇA子ちゃん、消しゴム貸してくれない?忘れてきちゃったみたいなの」

隣の席の交換日記をする仲のA子ちゃんに消しゴムを借りました。幸い大きな消しゴムを二つ持っていたので、授業の間ずっと借りることができました。

私「A子ちゃん、貸してくれてありがとう!この消しゴム私と一緒のやつ使ってるんだね!お揃いだね」

そう言って返しました。おしまい。

物語はこれで終わりです。一見仲のいいお友達との普通のやりとりです。事実私はただ仲良しの友達に気軽に頼み事をして、「あぁ友達がいて良かったなぁ」なんて思った一場面でした。全貌をお話しします。
私をいじめた首犯は、このA子ちゃんです。そして、私が借りた消しゴムは、本来私の消しゴムでした。(はい笑うところです。)

○自分の存在は自分で評価すればいい

ここからわかることは、「他人の評価なんて、ないも同然」と言うことです。
相手がいかに自分を憎んでいても、ネガティブな目で見ていたとしても、自分がそれを認識しなければないも同然です。

自分の存在価値は自分で決められる。自分が「みんなに好かれている」と思っていれば、そうなると言うことです。

そう思うとその当時の私のメンタルは最強でした。この頃は特に仲良くしていた特定のお友達の顔が出てきません。クラス全体の子たちと満遍なく仲良くしていたように思います。だから、A子ちゃんに避けられようが、A子ちゃんの取り巻きに陰口を言われようが、なんとも思わなかったんですね。

○おしまい

今思えばA子ちゃんは生きた心地がしなかっただろうと思います。自分が取った消しゴムの隠し場所を自分の筆箱にしてしまうような詰めの甘さです。心根の優しい人なので、きっと罪悪感で押し潰れそうだったでしょう。
最終的に、私は、担任に放課後呼び出されました。薄暗い教室には先生と、A子ちゃんと取り巻きの皆様が一列に並んでメソメソ鳴いています。A子ちゃん達が私をいじめていたと号泣しながら告白し、その事実にショックを受けて私も号泣。ワンワン泣いて、その騒動は終了しました。それからは、結構仲良くしていたが、その後A子ちゃんが結構過激ないじめの対象になってしまう 負のルーティンが巡ってくるのですが。その頃、A子ちゃんが頻繁に私に「消しゴムを貸して欲しい」と頼んでくる時があったように思います。私は、消しゴムだけは絶対に貸してあげようと思っていたように思います。 


生きるヒントになるような記事を書いています。私の考えが誰かの助けになりますように。あなたの努力が実りますように。