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ホームベーカリーでつくる基本の米粉パン


みなさんは、グルテンフリーの米粉パンを食べたことありますか?
作ろうとしたけどカチカチになってしまった、買ってみたけど値段が高い割にイマイチ、小麦粉パンの方が手軽で美味しい…と思っている方が多いのではないでしょうか?


実はポイントを押さえれば、誰でも美味しい米粉パンを自宅で作ることができます😊

ただ、簡単で美味しい米粉パンのレシピはまだまだ限られたものしか出回っていないので、ここまで来るのに何度も試作を重ねてきました💦自宅の冷凍庫は試作で作った米粉パンで常にいっぱいに😅

ようやく私なりの自慢のレシピができたので、ご紹介させていただきます。

ぜひ、小麦アレルギーで苦しんでおられる方、グルテンフリー生活で体を整えたい方など少しでも多くの方に米粉パン作りを楽しんでいただけると幸いです🙏🏻

シンプル米粉パンレシピ

*材料(1斤分)*

米粉(ミズホノチカラ) 300g
豆乳 50g
水またはぬるま湯 190g
甜菜糖(または砂糖)15g
塩 5g
米油などのオイル15g
ドライイースト 3g


*作り方*

①ホームベーカリーに豆乳を入れ、その後に水またはぬるま湯を入れる。

②米粉を入れた後、砂糖、塩、米油を入れる。

③ 最後に米粉の真ん中を窪ませて、ドライイーストを入れる。ホームベーカリーの米粉パンモード(グルテン無し)でスイッチオン。

(米粉パンモードがない場合は早焼きパンモードでOKです。)

④焼き上がったら、粗熱をとって、金網かケーキクーラーの上にパンを取り出す。

*ポイント*

その1.冬場は特に温度管理が大事になります。①の工程で、最終的に40℃くらいになるように水やお湯を足して調節します。(温かい時期や、夏場は常温でOK。)温度計がない場合は、とりあえずまずは適当な温度で作ってみて、どうしても膨らみが悪い時に温度計を購入しても良いと思います。

ちなみに私はAmazonで1000円くらいで購入したものを使っています。

その2.米粉は熊本製粉パン用米粉ミズホノチカラを使ってください。他の米粉を使うと、米粉の吸水率が異なるためうまく膨らみません。

その3.砂糖はイーストの栄養となり、発酵を促進します。一方塩はイーストの発酵を阻害するので、砂糖と塩は対角線上に入れます。

砂糖や塩、油は特に指定のものはありませんが、我が家で使っているものを紹介します。

その4.ドライイーストは開封後は冷凍保存しておきましょう。我が家では50gのお徳用を買っているので、保存方法は重要になります。

その5.ホームベーカリーにセットしてはじめの1分くらいは必ず様子を見て、側面についた粉をスプーンで落とす作業をしてください。

側面に粉がいっぱい付いています。
綺麗に混ざりました。

この一手間で、出来上がりの側面が綺麗に仕上がり、失敗を防げます。


その6.パンを切るのは粗熱が取れるまで待ちましょう⚠️つい熱々を切りたくなるのですが、熱々のまま切ると生地が潰れてうまく切れません。粗熱が取れたらラップに包んでできれば一晩寝かせて(常温でOK)から切ると切りやすいです。

2日目以降は、一切れずつラップに包んでジップロックに入れた後、冷凍庫で保存します。

食べる時は1枚につき電子レンジで600w40〜60秒温めた後、こんがりとトーストして食べるのがおすすめです。1ヶ月程度で食べ切りましょう。

*おすすめの食べ方*

そのまま食べるより、トースターで少し焼いて食べると香ばしくなるのでおすすめです。

我が家ではチーズをのせてトーストしたり、焼いたパンにクリームチーズやココナッツオイルを塗って食べます。その他のおすすめの食べ方やパンに合うスープなどもこれから少しずつ紹介していこうと思います✨

シンプル米粉パンをさらにしっとりさせるには

米粉300gを、米粉290g、α化米粉10gに置き換えると、翌日までしっとりとしたパンに仕上がります。α化米粉とは炊飯された米を加熱により急速乾燥させたアルファ化米を製粉した米粉のことで、これを使うことで保湿性が高まるのでよりしっとりさせることができます。Amazonなどで購入できます。

ただ、こちらは500g1700円くらいと、少しお値段が張る為、どなたにでも気軽におすすめできるというものでもないかもしれません。

そこで、比較的手に入りやすいあの材料を入れることで、米粉パンをしっとりふわふわにさせることに成功しました!そのレシピを次にご紹介します。

自慢の米粉パン(2種)

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