2021振り返り:意志ある朝

2021年は、内定承諾という大きな意思決定をするところからはじまった。

コンサルか事業会社かで悩んでいたが、Newspicksのとある記事で、コンサルタントに必要なプロの大事なマインドとして「朝起きた瞬間に今日もクライアントのために成果を出そうと思えるか」と書いてあるのを見た瞬間に、自分はプロのコンサルにはなれないかもと思った。

朝すっきり目覚めるには、適切な睡眠時間と、その日の目的が大事だと思う。楽しみなことがある日は、目覚まし無しでも起きられたりすることがあるくらいだ。

サラリーマンになれば、会社で働く時間の占める割合が大きくなるから、なぜその会社で今働いているのかを上手く言語化できれば、すっきりした朝を迎えられると思う。何事もなくすっきり目覚められる人は、言語化する必要もないくらい人生にワクワク出来ているんだと思う。

その時の状況によって言語化の内容なんて変わったっていいから、中身がどうこうより、自分が納得できる解釈ができるかが大事だ。

結婚式場で5年間アルバイトしていたが、朝は6時起きで1日14時間立ち仕事がデフォルトなのもあって、やめてしまう人も多かった。自分は「時間効率良くお金を稼げるから」という理由でなぜか頑張れていたが、後輩の女の子にふとなぜ頑張れるか聞いたとき、「友達に会えるから」と即答していて、その理由自体に魅力を感じたのを今でも覚えている。

確かに自分や周りも、辛いことが多い中でめちゃくちゃ面白いマネージャーたった一人の存在だけで首の皮一枚繋がっていた時期もあった気がする。そんな存在に憧れている自分もいた。

今の自分は、どうせ人生を与えられたなら、生きた証くらいは良い形で後世に残したいと思っている。また、幼稚園児のとき将来の夢に書いていた、「ほしになりたい」という純粋な気持ちを、いつまでも忘れたくないと思っている。いくつになっても、夢や希望を語れる人はかっこいい。

その上で、「チームがあるから」とか「とにかく楽しいから」とか、様々な目的や理由があれば、言語化することもなく明るい気持ちで朝を迎えられるんだろうなと思う。

2021年、朝起きられないときは、真面目に「ほしになりたいんだったわ俺」と思って、すっと布団から出られることがあった。「今日このタスクやらなきゃじゃん俺」だとワクワクしないから、実現可能性は置いといてぶっ飛んだ意思を1つ固めておくと、朝起きられるかもよ、という話。

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