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令和の米騒動起こる??

■歴史上2番目の速さ

こんにちは、管理人です!

先週の天気予報で今週末からずっと雨の予報を見たときに、もしかしてもう梅雨入り?と思っていたらやっぱりそうでした。。

先日九州南部で統計史上2番目に早い梅雨入りの発表がありました。
記録的に早く梅雨入りをした年の梅雨明けをみてみると、平年より梅雨明けが遅くなる年が多く、梅雨入りが早いからと言って梅雨明けも早いとは限らず、むしろ逆の傾向となっています。
つまり梅雨入りが早いとそのまま長梅雨になることが多く、1993年は大冷夏の年で、梅雨明けすら確定できませんでした。
▼参照
https://news.yahoo.co.jp/byline/sugieyuji/20210512-00237522/

この1993年は平成の米騒動と呼ばれる米不足が起きた年です。
(まだ私は小さかったのであまり覚えはありませんが、タイ米がどうのという話を親がしていたのは覚えています。)

ただ現在は当時とは違う環境にありよっぽどのことがない限り1993年のようなことにはならないとは言われております。

恐らく大丈夫だろうという理由その①
当時は「ササニシキ」という銘柄が「コシヒカリ」に次ぐ作付面積だったのですが、この騒動を機に「ササニシキ」の作付面積を減らし「ひとめぼれ」という冷害に強い品種に取って代わりました。
これ以降、生産地も北に広がりそれまで米作りに適していなかった北海道でも米作りが盛んに行われるようになり日本全体の米生産能力があがっている。

恐らく大丈夫だろうという理由その②
日本人が米を食べなくなってきている。
日本人1人あたりの年間米消費量は1993年/約69㎏→2019年/約55㎏と20%減少している。

主にこの2つの理由から1993年度と同等レベルの不作であれば、価格の高騰は避けられないまでも、まだ国内の需要をまかなえるであろうと考えられます。

ただ近年起こる異常気象(もう毎年起こるので異常ではないのかもしれませんが)、コロナウイルスもまた然りで人が想像もできなかったような出来事が起こるという事を現在進行形で見せつけられているので、心配ではあります(-_-;)
今年がこういった異常気象にならないことを祈ります。。
では、また!


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