定番ゲーミングイヤホン三銃士を超初心者向けに解説
土日は何かしらを紹介する記事の練習
本記事は音質の評価等ではなく普段イヤホンにこだわらない人でも太字になっているところをパッと流し見すれば大体わかるように書きました。
はじめに ゲーミングイヤホンの定番とは
まず本記事において商品リンクは「eイヤホン」様のページを掲載いたします。個人的に学生時代週一の頻度で秋葉原本店に足を運んでいました。正直イヤホンヘッドホンを買うならここかフジヤエービック様だと思います。
コロナ禍以降のゲーミング特需みたいなもの中で有線イヤホンが売れている。この中で、どこの記事や店舗を見ても大体コイツらいるなというやつを普段イヤホンにこだわらない方向けに紹介したい。
大体ブログ等でそれらの商品の特性を調べようとすると専門用語みたいなものが出てきてしまうので、それらを使わないように商品の紹介をします。
また、今回紹介するイヤホンは全て所有済みなので、いい意味でも悪い意味でも主観的感想を書くことになります。
SHURE SE215spe(AONIC215) 約13000円
コイツは本当に何年おすすめされてるんだ……
定番定番&定番 発売はなんと2014年である
正確には現在SPE(スペシャルエディション)という調整版とAONIC215もある。
何が違うの?
SE215という商品とAONIC215とSPEと…
一体何が違うの?と店頭などで迷ってしまうと思うのでハッキリ言えば基本全部同じだと思ってください。
AONICは後期にブランド名を変えたものなのでそこまで気にしなくていいと思います。しかしイヤホン本体は変わらずケーブルが違います。AONIC215
のケーブルにはマイクが付いています。ボイチャ等をイヤホン一本で完結させたい人はコチラの方がオススメですね。
特徴
装着感の良さとクオリティの高さがSE215の魅力だと思います。個人的には一番長時間つけていて疲れない形状です。ただ装着感に関しては耳の形状によりそれぞれ違うと思うので可能なら店頭で試聴することを勧めます。(すべてのイヤホンに言えることですが)
SE215はイヤホンとしての質が高く「SE215からイヤホン沼に入った」という人がたくさんいる名品です。ゲーミングイヤホンとして脚光を浴びたきっかけは関優太さん(stylishnoobさん)の使用イヤホンだったことが大きいと思います。また、ゲーム以外の用途でも楽しく音楽を聴ける良い商品です。
リケーブル可能なので付属のケーブルが断線しても大丈夫。断線の修理の面だけではなく、音質変化を楽しむなど「ゲーミング」で入ってきたユーザーをイヤホン沼に沈める一手としてもかなりイイですね。
リケーブルを検討するならNOBUNAGA Labsさんの商品をオススメしたいですが、敢えて「断線した時に使える安価なケーブル」のリンクを貼っておきます。このケーブルも筆者が実際にSE215で利用済みです。
final VR3000 for Gaming 約8000円
https://www.amazon.co.jp/dp/B08LNW6W6J/ref=emc_b_5_t
これもかなりゲーミング特集等でオススメされているのを見かけます。「final」は神奈川県川崎市のメーカーです。個人的な推しメーカーですがハッキリ言って自分が友人にゲーム用としてこのイヤホンを勧めることはないと思います。finalが好きな人がこう言ってるという事で何か察してください。
あまりオススメしない理由
まずイヤホンの形状が人を選ぶという点が挙げられます。この角ばっている筐体の形状はfinalの他の製品にもあるものですが、人によっては耳に当たって痛い、邪魔という意見が割とあります。こればっかりは本当に実際使ってみないとわからないので、気なる方は試聴機がある大きな店舗に行ってみましょう。Amazon等でいきなりポチるのはオススメしません。また、マイクがの音質がスバ抜けていいとかならまた別方向で勧められるんですけどね。
悪くはないんです。悪くはないんですけど、値段とクオリティを考えたうえで「ゲーミング」という方向でおすすめするのはどうかなぁと個人的には感じました。
finalなら他の製品をオススメしたい 【E500 A3000 A4000 UX3000】
finalさんは割と挑戦的な試みをする国内メーカーで個人的に大好きです。VR3000 for Gamingを買うなら、もう少し他の選択肢を提供したいと思います。
正直「ゲーミング」の定義って曖昧で、PCのコアゲーマーならマイクを別で用意する人も多いと思いますし、音が良い製品なら充分ゲームでの使用を考えられるのではないでしょうか。
コスパのfinal E500
マイク無し 「E500 えっちなイヤホン」で検索すると多くの方のレビュー及びバズった経緯が見られます。実はfinalのイヤーピースはかなりの人気商品で、イヤーピース単体では1セット980円で購入可能です。E500には付属品としてALLサイズのイヤーピースがついてくるので、その点まで考えると実は驚異のコスパ。
音楽鑑賞も見越して ちょっと背伸びした A3000 A4000
自分はA4000のユーザーですが、この子かなりいい音持ってます。クラシック、バラードを聴くときに使いたい。EDM等は時々高温が刺さるように聞こえるかも。
イチオシ!! UX3000
ワイヤレス(優先としても使える)、ノイズキャンセリング、マルチポイント(二つの機器に同時につないでおくことが可能)、マイクあり、最長連続35時間再生可能
というなんでも揃ったワイヤレスヘッドホン。「WHP01K」という商品の音質を調整したいわばマイナーチェンジ製品ですが、これまで公式ショップでしか取り扱いされていませんでした。6月23日から一般販売が開始され、家電量販店でも見かけるかもしれません。
個人的に、シボ加工という黒いボディでありながら指紋,皮脂がつきにくい加工と音楽を再生しなくてもノイズキャンセリングの質の高さが気に入っています。ご一考を。
Sennheiser IE 100 PRO 約10000円~
今回の、「よく見るゲーミングイヤホン」の中では一番おすすめです
実際、私がイヤホンに興味がない友人にプレゼントとして送ったものはコチラのイヤホンのワイヤレスとしても使用可能なモデルです
公式が「IE 100 PRO は音楽制作やライブ会場での正確な音を聞き分けるために開発された、ミュージシャンやクリエーター、イヤーモニター向けのインイヤーモニタリングイヤホンです。」と述べる通り、万人受けする使い勝手が良いイヤホンでしょう。一万円くらい出せるならIE100PROが本当に良い意味で無難で後悔しないと思います。
敢えて欠点を挙げるとすれば、コネクタ(構造)が特殊なのでリケーブル自体は可能だがケーブル側に選択肢が少ない、標準ケーブルにはマイク無し(ワイヤレス版にはリモコンとマイク搭載)という点です。個人的には本当にいうことなしの名品だと思います。
まとめ
最近は家電量販店でも「ゲーミングコーナー」が設けられたりすることが多くなりました。その中で今回は個人的に見かけることの多い有線イヤホンを紹介しました。
よく見かける=売れている という事でもありますが、決して安い買い物でもないので「とりあえずYouTubeで紹介もされてるコレ買うといいんでしょ?」と手を出して合わないという事が多くあると思います。私はイヤホンヘッドホン自体が好きなので、初めてお高めのイヤホン買う人に後悔してほしくありません。ここで紹介した商品は全て、検索すれば私よりもっと詳しく解説してくれる人が山ほどあるので、その一歩目になれれば光栄です。
週末は何かしらをオススメする記事、平日は日記代わりのエッセイを毎日更新しています。良かったら「こんなヤツもいるんだ」くらいの感覚で見に来てくれれば嬉しいです。
キャタピラコメダ