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8章②【家族の人格変化再び】 3つ目のパラレルワールド 1/2/2019

人格変化再び[平成31年1月2日(水)] 

3つ目の次元移動があったのか、否か。

次の日の朝に、そう自問自答しながら、家族とおせち料理を食べていた。

お節を食べながら、家族といつものように会話する。
「ねえねえ、初詣どこに行く?」
恒例の初詣といってもここ数年は、みんなで行くことはなかった。
昨年は次元変わってしまったけど、その分、家族もみんないい人になったから、家族揃って初詣に行きたいと思った。
みんないい人になったから、ちょっとした愚痴を言っても、親身になってアドバイスしてくれたり、感動した映画の話をしたりしても、その話題に乗ってくれて、話が広がるし、なんだか、本当に楽しい日々なのだ。
初詣はもう何年も家族で行ってないから、きっとみんな行こう行こう、って言ってくれると思っていた。

ボクが、
「今年は家族みんなで初詣に行くんでしょ?」
と聞いたら、3人それぞれ、
「何を言っているの、早くご飯食べてちょうだい」
「行かないよ」
「…(無視)」

え、この反応は…。
なんだか懐かしいこの反応。
前の地球の時の反応。
そっけない。
思いやりがない。
優しくない。
忙しいから人のこと構っていられない。
なんと、ボクは、嬉しくなった。

前の次元に戻ったのかもしれない!
変なもので、いい人過ぎるのって、逆に気持ち悪いものなのだ。
え、ここで答えてくれるの?と、もしかしたら、裏があるのではと勘ぐる。
でも、裏がないとわかると、なぜ?と疑問だけが残り、とても気持ち悪い。

そんな、いい人たちの次元から、普通の日常に戻ったのかもしれない!
そう思って、得意のパソコンの地図で世界地図を見た。
何かあると、地図を見る、変な習慣が出来てしまっていたからである。

「エー!」
驚愕の地図だった。

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