第10章⑧【高次元に行く修行】男尊女卑のパラレルワールド5/18/2019

高次元に行く修行[2019(令和元)年5月18日(土)] 

こっちの地球に来たから、ちょっとの外出でも、必ず試練がある。
目の前を歩いている人が、突然お財布落ちしたり、カード落としたり、本落としたり…。
え?なぜ、ここで?
と思うところで、ボクの目の前にモノが落ちている。
ボクの目の前なので、一番近いのがボクなので、ここは拾って届けなければならない状況である。
ここで、拾わなかったら、周りから白い目で見られる。急いで、拾って、
「あの、落としましたよ」と走って届けた。
そうすると、たいていの人は、
「ありがとうございます、助かりました」と言いながらお辞儀してくれる。
ボクも、
「いいえ~」とお辞儀する。
その時は、拾ってよかったなあ、と思う。
一ついいことしたなあって思うのだ。

一昨日には、信号待ちの目の前に立っている人のポケットから、ひらひらと何かが落ちた。レシートみたい。
あれ、レシート。
迷っている間に信号が青になり、落とした人がスタスタ渡っていってしまった。
レシート捨てたのか、落ちたのか、これを拾って、走って届けて渡すって、迷惑じゃないかなあ、拾うべきか、無視するべきか、一瞬の間頭の中がレシートのことでグルグル考えて、「拾わないのが正解!」と決めて、レシートをまたいで、信号を渡った。
信号を渡り切った後に、落ちたものを、渡さなかったことを、もしかしたら、あのレシートは5割引とか1回サービスの特典があって、その人にとってとっても大事なレシートだったかもしれない、などと、その後10分くらいはレシートのことで反省したり、後悔したり。
こんなことなら、拾って渡せばよかった。

昨日もバスの中で、おばあさんがペットボトルを落としてしまい、
「腰が曲がらないのよ」とボクの方を向いて言われた。
これは、ボクに、取ってくれと言っているのだなと、またかと思いながら、
「あ、取りますよ」と、いそいそ、ゴゾゴゾ、座席の下に手を伸ばして、重いペットボトルと取り上げた。
おばあさんは、バスを降りる直前まで、腰が悪いことと、拾ってくれたお礼を言い続けてくださって、よかったなあ、とは思った。

しかし、なぜ、落ちるのか、なぜ、と疑問である。
次元のことはよくわからないが、良い行いすると次元が上がるみたい。
今まであまり良い行いをしてこなかったボクを心配した背後霊か守護霊か死んだ祖父殿かシステムエンジニアさんが、なんとか次元の高いところに行けるように、良い行いの数を稼がせようと、良い行いする機会を与えてくれているのかもしれないかなあ、なんて、考えたりする。

今日も、今から出かけねばならないのですが、何が落ちても、とにかく拾おうと思う。
でも、ティッシュ丸めたのとか、ガムの紙だったら、嫌だなあ。

☆神様から試されていると思える現象はありますか?


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半世紀以上前の世界に来てしまった。どうすれば、元の世界に戻れるんだろう。

2018年の夏。 幽霊や宇宙人は相変わらず見えないけれど、ある日、世界が変わってしまった。 ある日から、ボクの周りが変わってしまった。 ど…

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