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中野区で保育ソーシャルワーク事業スタート!保育園が乳幼児家庭のセーフティネットに

 フローレンスは、東京都中野区から委託を受け、2021年4月より保育園・保育スタッフを支援する「保育ソーシャルワーク事業」を開始しました!

 臨床発達心理士や社会福祉士などの専門資格のある相談員(保育ソーシャルワーカー)が、中野区内の約115園の保育園を訪問し、発達・養育課題の相談を受け、専門的な知見に基づき助言を行います。また、必要に応じて関係機関に情報提供し、早期の課題解決を図ります。

【フローレンスの保育ソーシャルワーク】

 乳幼児と保護者が家庭外で日々接点をもつ保育園は、子育ての悩みや、困りごとを抱えている親子の変化にいち早く気づき、適切な関わりをすることで、家庭内のリスクを未然に防ぐことができる現場です。

 しかし、子育て家庭をめぐる課題は、非常に複雑化していて、現場の保育スタッフが対応に苦慮するケースが少なくないのが現状です。

 そこで、2018年度からフローレンスが始めたのが「保育ソーシャルワーク」

 独自に設置した保育ソーシャルワーカーが、フローレンスが運営する保育園を訪問し相談支援を行っています。これまでに、園長・保育スタッフ、関係機関と連携して約70の子育て家庭をサポートしてきました。

【保育ソーシャルワークを国や自治体が予算化】

 さらに、僕らは、全国で保育ソーシャルワークが導入されるべく、その重要性を内閣府「子ども・子育て会議」などで訴えてきました。

 その結果、令和2年度(2020年度)予算に初めて保育ソーシャルワークに関する事業(保育所等における要支援児童等対応推進事業)が盛り込まれました記事参照)。

 これが、中野区で導入されて、かつ、フローレンスが受託できたことは本当に嬉しいっ!!

 これまでの自園の保育ソーシャルワークの経験を活かして、対応に悩んでいる保育スタッフさんたちを精一杯サポートしていきます!

【保育ソーシャルワーク事業を全国に!】

 保育ソーシャルワークは、令和2年度から国の事業になったものの、自治体での導入がスムーズに進んでいなくて、令和2年度に導入したのは全国でたったの4自治体・・・

 そもそも保育ソーシャルワークがどういうものなのかわからない、どうやって導入すれば良いのかわからない・・・といった理由があるのかもしれません。

 フローレンスは、そういった自治体が参考にできるように、中野区をはじめとした実施地域での活動実績をもとに、その重要性や好事例について積極的に発信し、より多くの自治体で導入が進むよう活動を続けていきます!

 そして、保育ソーシャルワークの認知度が全国で高まり、導入する自治体が増えてくれることを願っています。
 
 日常の保育を行う中で起こる様々な課題の兆候を見逃さず、その課題が深刻化する前に必要な支援に繋げることで、親子を守ることができます。こういった支援の制度に地域差があっては、課題の中に取り残される親子が出てしまうことになります。

 自治体の議員・職員のみなさん、保育ソーシャルワーク事業を導入してください!

 よろしくお願いしますっ!


■「保育ソーシャルワーク」導入をお考えの自治体のご担当者の方へ
 保育ソーシャルワークの導入を検討されている場合、以下のフローレンス 保育ソーシャルワーク事業部のメールアドレス宛にご連絡ください。フローレンスにおける保育ソーシャルワークの経験をもとに、ご相談に応じます。sw-mirai@florence.or.jp


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NPO法人フローレンス代表理事。慶應SFC卒。05年〜訪問型病児保育を開始。08年Newsweek「世界を変える100人の社会起業家」に選出。10年から待機児童問題解決のため「おうち保育園」開始。後に小規模認可保育所として政策化。14年、障害児保育園ヘレンを開園。