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ウクライナに平和を! 山羊座冥王星・「土」の時代は終わるのだから

第21回目となりました。
いつもお読み頂きありがとうございます。

今回はお知らせがあります。
第4回目の「12のハウス(宮)」の意味と使い方をマスターして、ホロスコープスプレッドで占ってみよう! をお読みいただいた『My Calendar』編集部(説話社)さまが、な、な、なんと!「ホロスコープスプレッド」『My Calendar』(マイカレンダー) 2022年4月号(Amazonにリンクします) に取り上げてくださいました!! 西洋占星術とタロットの関係性は毎回この記事では伝えたいことなので、取り上げていただけたことはとても嬉しいです。ありがとうございます!!

西洋占星術の知識があると、カードがその人にとって何を象徴しているのか、スッとわかりやすくなります。例えば「恋人たち」のカードが出たとき、タロットでの大きな意味は「出会い」「恋愛」です。「恋人たち」のカードは西洋占星術では「水星」「3ハウス」を表しますので、その意味も加えることができ、もっと広く解釈できます。拙著『マカロンタロットで学ぶタロット占い』で「恋人たち」の現象項目に「小旅行」とあるのは、「3ハウス」からの意味になっています。「水星」はモノを書く、編集者を意味することもできるでしょう。「3ハウス」であれば、手近なもの、アカデミックな書籍というより、新聞や雑誌とみることができます。質問者の状況から、その「恋人たち」は何を象徴しているのか、ということの見当がついてきます。

ということから「恋人たち」は私にとって『My Calendar』💕さんだったわけですね!!
藪から棒に恋愛相手が現れるかも!?という通り一遍回答にはならないわけです。

もっというと、オシャレでみんなが大好きなもの、ということも付け加えられます。

そんな素敵なMy Calendarさんに載せていただけるとは!!!😭😭😭
「ホロスコープスプレッド」ぜひ、参考にしていただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします。

さて、世の中はロシアがウクライナに侵攻し、日夜ニュースを見る度に信じられない光景を目にし、心が痛みます。。。一体どうしたら収束できるのか。。祈ることしかできないのはもどかしいですが、西洋占星術で星の動きをみてみたいと思います。

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プーチンが軍事作戦を開始すると発表した2月24日午前5時、キエフでは午前4時のホロスコープです。

以前「木星」が魚座にインする過ごし方なる話をアップしました。そこでは魚座が意味する「支援」「助け合い」の関心度が高まり、「癒やし」「救済」の必要性を問いかけてくるという話だったのですが、「木星」は酸いも甘いも、そのサインの特徴を拡大化させる働きがあります。まさかロシアのウクライナ侵攻により、世界中で支援の動きが拡大し、こんな形で木星@魚座が本格化されるとは。。。魚座の定位置は最後の「12ハウス」、いわば見えないトンネル中、カオスでありそこに「木星」が居るということは、一筋の光です。光を信じて生き抜いてほしい。。

その「木星」は5月10日に次の星座「牡羊座」に移ります。「牡羊座」は独立、リセットの星!! 先取りで流れが変わってくることを祈ります。

「風」の時代に突入したのに、どうして独裁者がのさばるような事態になっているのか? 世の中は「風の時代」次の「水瓶座冥王星時代」を象徴する、何からも縛られず「自由」や「多様性」「SDGs」を求め始めているのに対し、「山羊座」(権力)の最後の方の度数にいる「冥王星」(独裁者)は、200年余り続いた「土」の時代の残骸のように取り残され、時代の流れについて行くことができず、あがいているようにみえるのです。

「冥王星」は西洋占星術で使われる天体の中で最も遠い惑星です。12サインを一回りするのに248年かかり、単純に12で割ると1サイン平均20年とちょっとの間滞在する計算になります。(実際はサインによってまちまち)ですので「冥王星」は世代的なものをみる惑星として使われます。キーワードは「時代の大変動」「破壊と再生」などになりますが、現在「冥王星」は「山羊座」の最後の方の度数(27度~)にいます。1サインは30度ですので、後半の後半に居るわけですが、自分の現状を維持したい者にとっては危機を感じる度数であり、「瀬戸際」であり「最終章」にいるわけです。「土」の時代の「終焉」を迎えるにあたり、新しい時代の価値観と古い価値観がぶつかり合い、膿みたいなものが極端に吹き出され、取り返しのつかないことをしでかしてしまっている・・・。

「山羊座」の定位置は10ハウスでありMC(天頂)と呼ばれる位置にあります。ですので「権力」や「国家」など個人一人の力では動かしようのないようなものを表します。この尋常を逸した事態を引き起こしている張本人、プーチンの出生図の「冥王星」も「獅子座」のMC(天頂←てっぺん)にカルミネート(ほぼ合)していて、強烈な支配欲と、獅子座の派手な演出力で権力を獲得していったことがわかります。「自分が思うように世の中をコントロールできないことが信じられない人です」←あ、なんか言い方が激レアさんの若林風。。それはいいとして、時代の流れの傾向と、ウクライナの人達の心の芯の強さが信じられず、恐れを感じているにちがいないと思われます。もうすぐ「冥王星」は水瓶座に突入しますので、否が応でも時代は変わっていきます。独裁者が消えゆく時代がくることを信じています。

その冥王星がいつ水瓶座にインするかというと、一旦、2023年3月後半にインしますが、逆行で行ったり来たりを繰り返し、本格的に入るのは2024年後半、情勢を見守りたいと思います。


そして当然、私たちの日常も変わってくるでしょう。古い価値観と新しい価値観が交錯し、その中で、こうあるべき、という呪縛から解き放たれたり、特に、「山羊座」はタロットでいうと「デビル」になりますので、当たり前だと思っていたことが実はそうじゃなかったと、付きものが落ちたような感覚に気付くこともあるでしょう。

プロパガンダに扇動されない見抜く目を持ち、地球と平和を守る新しいエネルギー開発に心血を注ぐ新時代の幕開けが早く来るよう願っております!!!

文・イラスト:加藤マカロン

【著者プロフィール】
加藤マカロン

イラストレーター&占い師。公式サイトは、マカロンタロットweb 。カードの基本的な意味などを知りたい方は、『マカロンタロットで学ぶタロット占い』(駒草出版)をご参照ください。SNSは、Twitterアカウント (@katomacalon)、facebook などでも情報発信中。

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