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4月のコルクラボマンガ専科の振り返り。

ガイダンスを含むと全部で4回。

そのどれもが新鮮で、
楽しくて、
・・・そしてしんどかった。


新鮮・・・。
他の受講者の方と「何かを学ぶ場所」に自分がいるということ。
オンラインであれ、「学校」に通うような気持ちになった。
何十年かぶりに味わう感覚。
教わる楽しさ、そしてコミュニティの力、
仲間と過ごす時間の楽しさを充分に味わっている。

だから楽しい・・・。
ただただ楽しい。
幼い頃よりも、私は積極的に会話ができるようになっている。
物怖じすることなく人に話しかけることができる。
小学生の頃の私ではあり得ない。(笑)
すぐに誰とでも話せる。(逆に話しすぎか・・・?)
いろんな情報が飛び交い刺激し合う。
楽しくて仕方がない。


なのにしんどい・・・。


講義の時間はあらかじめわかってて、無理なく受けれる時間帯だと思って受講を決めた。
課題もあるけど、無理のない範囲内でやればいいと思っていた。
そしてそれは、実際楽しくこなせている。


4月の最後の特別講座で、
これまでの自分を振り返ることになる。

「しんどいなぁ」

正直、この気持ちが芽生えると思っていなかった。
((注)個人の感想ですので、受け取り方は人にもよります))

過去の自分は、充分振り返って、
もうとっくに昇華したつもりでいた。
嘆いても仕方がないことは、全部捨ててきたつもりだった。

だから今もどんなに辛くても、漫画を描いていられてる・・・。
そう思っていた。


漫画を描くことって・・・、自分にとってどういうことだったんだろう。

3年前、再び描き出した時は、
「今」の自分の想いだけと向き合ってきた。


叶わなかった後悔とか、
認められなかった悔しさとか、
前向きにがんばりたい気持ちとか、
娘に今を精一杯生きるてる姿を見せたいとか。

それが根本にあると思っていた。
描きたいことは、伝えたいことは、
「前進すること」
「変化を恐れないこと」
いつも明確・・・なはずだった。これまで、ポジティブに客観的に「自分」を見てきたつもりだった。
今の自分が『今の自分の「全て」』だと思っていた。


講座で自分のこれまでの人生を再度振り返ったことで、
「今」が覆された気がした。


同時に考えさせられた。
「漫画を描くこと」=「人生を振り返り、しっかり向き合うこと」
しんどいかもしれないけど、これが今の自分に一番必要なことなのだ。

「思い描く未来」に辿り着く前に、
「今」を生きる前に、
「今」ではなく「過去の私と対話」する。


「曖昧なまま」では、「漫画」だけに限らず、
「生きていく上で」またいつかどこかで行き詰まってしまう。



「過去の自分」。


そこに「私が伝えたいもの」がまだ眠っている。

思い返すことはしんどい。

でも私は漫画が描きたい。


だから、しっかりと向き合う。


嘘のない、真実の自分と・・・。
半年後、私は出会えているだろうか。

ここを乗り越えたらきっと・・・、
私は「私が本当に描きたいもの」を描くことができる。


絶対に乗り越える。

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