本の内容をまとめる

この自粛期間に色々と勉強しいてると、YouTubeで本の内容をまとめる動画をみつけました。
その中でとても勉強になったのが、「インプット」と「アウトプット」について。
本を読んだ気になっていて、内容はさっぱり覚えていない。
私がまさにそれで、その理由をわかりやすく説明した内容に目からうろこでした。

インプット3 アウトプット7の割合にすることが大事なのだと。
2週間で3回アウトプットするくらいの割合とのことで。
なので、アウトプットする機会を増やすため、今後私が読んだ本の内容をnoteにまとめることにしました。
自分用なので、大雑把な内容となっていると思います。

今回はこの本。

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問題に直面した時に、失敗しない判断をするための方法を教えてくれています。
大切な事は、結果ではなくプロセス。
どういう過程で物事を判断していくのか、ここが一番大切と述べています。
その過程とは

WRAPプロセス
・(W)可能性を広げる
・(R)仮設の現実性を確かめる
・(A)決断の前に距離を置く
・(P)誤りに備える

意思決定の4つの罠

WRAPプロセスにおいて4つ気を付けなければならない点があると本書では書かれています。

罠①:視野の狭窄(きょうさく)
罠②:確証バイアス
罠③:一時的な感情
罠④:自信過剰

一つずつ解説していきます。

罠①、視野の狭窄(可能性を広げる)

何の根拠もなく選択肢の数を減らす。
ある問題に直面した時、「~するべきか否か」という二者択一方式にしないという事。
問題にスポットライトを照らしているイメージ。
解決するためには、スポットライトの周りも光を照らすことも大切。
選択肢を広げる・・・AかBではなく、CもDもあるかもしれない。
CやDの選択肢を作るためには・・・

・機会費用を考える
ある意思決定をした際に、断念しなければならないものを考える。
・選択肢の消去テスト
今考えている選択肢がどれも選べないとする。他に何ができるか考える。
・「OR」ではなく「AND」で考える
AかBで迷ったのなら、どちらも必要かもしれないという図々しさも時には必要。では、そのどちらも取るためにはどうすればいいのかを考えるようにする。
・マルチトラックする
2つ以上の選択肢を並行して検討していく
促進焦点・・・良い結果を追求しようとする
予防焦点・・・悪い結果を避けようとする
この2つの焦点を上手く使い分けることで成果を出したケースもある。
・問題に行き詰まったら、自分と同じ問題を解決した人を探す
内外部で同じような経験をした人を探し、それぞれ情報を集め、解決のヒントをあぶり出していく。それらの情報をマルチトラックし、必要な情報を取り出す。

罠②、確証バイアス(仮説の現実性を確かめる

自分で下した判断に対して、私たちはそれが正しいと思い込むために自分に都合の良いデータを集めてしまう傾向がある。自分に不都合な情報をあえて見ないようにする傾向がある。
それらは、正確な意思決定を歪めてしまう。

・あえて反対を考える必要がある。
「反対の意見が正解であるためには、どんな条件が必要なのかを考えてみる」。この方法なら反対意見を出した人とへの批判や対立を避けるアプローチにもつながる。
反対意見は、発案者の自信過剰を和らげることができる。
・ズームイン
特定の状況に対する自分自身の評価。(内部の視点)
・ズームアウト
外部の視点。自分と似た経験をした人たちから経験を学んで教訓とする考え。
・ウーチングする
少しだけ試してみて、成果を確認すること。
例)面接をするよりも、実際に短い期間一緒に働いてみる
⇒面接はあまり意味がない
しかし、ルールを破るようなことにつながる場合は行わない。
例)試しに部活をやめてみる、遅刻をしてみる、いたずら電話をかけてみる
「実験できることなのに、なぜ予測しようとするのか?」

罠③、一時的な感情(決断の前に距離を置く)

本当に厳しい意思決定をしなければならない状況下で、一番気をつけなければならないのは一時的な感情である。
心の葛藤を解消するためには、あえて一旦距離を置き、戦略を練る必要がある。感情は一時的なもので、やがて薄れる。冷静になって考えることが大事。

・『10-10-10』の手法
意思決定を3つの時間枠で考える。
「その決断について今から10分後はどう思うだろう?」
「10か月後は?」
「10年後は?」
こうして考えることで自然と冷静に距離を置くことができる。
例)「ある人に告白しようか迷っている」
⇒「告白したあとの10分後自分はどう思うだろう。後悔するだろうか」
⇒「告白したことを10か月後どう思うだろうか。10年後は?」

●組織の意思決定
組織のリーダーが会社の方針転換を提案すると・・・
・単純接触効果・・・「私たちは馴染みのあるものを好む」
・損失回避・・・「得るものよりも失う物の方が痛みが大きい」
このふたつが絡み合ってしまうと
⇒現状維持を好むバイアス(思い込み)に繋がる。
現状維持バイアスが特に顕著なのが・・・お役所的な組織

一時的に距離を置くために

・客観的視野に立つ。
例えば他人にアドバイスをすること。
これには2つの利点がある。
①意思決定の最重要な要素を自然と優先できる
②自分のことではないため、一時的な感情を置くことができる。
⇒意思決定する際は、自分を他人に置き換え、アドバイスしてみると効果的なのかもしれない。

それでも上手く意思決定できないかもしれない

最も重要な優先事項を書き表していく。
複数ある優先事項の中で優先順位をつけ、やめなければならないものを選定し、自分は一番どうしたいのかハッキリさせる。

罠④、自信過剰(誤りに備える

未来について自信過剰にならない。
未来を幅で捉え、最悪な結果から最高の結果まで幅広い範囲内を想定しておく。もちろん最悪か最高かの2択ではなく、その中間もあることも想定する。

・RJP:現実的な職務内容の事前開示
問題を予測しておくと対処しやすくなる。
仕事の内容や会社の状況をありのままに打ち明けることで、予め失望に対する予防接種を受けさせる。
その結果、問題がどんな結果になろうと予測することで対応しやすくなる。

・アラームをセットする
今と同じ道をいつまでも歩き続けていいものか(自動操縦)を見直すシグナル。
新しい事を始めるための切り替えるきっかけになる突然の気づき。
今までの常識に身をゆだね、意思決定をしないで身をゆだねるのではなく、本当にそれでいいのか、常識・現状維持を疑うための目覚まし的な役割。

期間や上限を決めて物事を進めることも有効な手段。
自分には「選択肢がある」という気づきをもたらしてくれるもの。

・プロセスを信じる
人生において重要な意思決定を下す場面においてのプロセス。

※もう一つだけ選択肢を増やす
※自分の仮説を現実と照らし合わせて検証する
※それでも難しければ核となる優先事項を貫く
※うまくいかなかったときのために謙虚に備える

自分の直感に頼らず、意思決定のプロセスを踏むことで間違いをなくしていく。

改めてWRAPのプロセスとは

・(W)ワイドな選択肢を探る
・(R)リアリティを検証する
・(A)あいだを空けて考える
・(P)失敗を想定する

W⇒R⇒A⇒Pの順で意思決定してもいいし、状況によってはどれか一つ考えるだけでも効果が出る。


以上になります。
こうしてまとめただけでも改めて学び直すことができました。

これが無意識のうちに実践時期るようになっていきたいと思います。

ただ、まだ文面がおかしいところ、自分でもよく理解したり文面化することが難しかったりしています。アラートのところなんていまいちです。
もし、これをご覧の方で気になるところ等あればご指摘いただけると助かります。

これを機に、ブログの書き方や文面化する作業をまなぶことができればと思っています。
少し間空くと思いますが、また本をまとめる作業したいと思います。

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