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SDGsをどうビジネスの中核に据えるのか?|人成塾(フロムファーイースト社長・阪口竜也)

ノンフィクション作家・小松成美がゲスト講師を選び、次の時代を生きるためのヒントをありのままの言葉で学ぶ『人成塾(じんせいじゅく)』。

今回の対談ゲストは、フロムファーイースト社長の阪口竜也さんです!


SDGsを中核に置く事業を展開

小松:こちらにおいでくださって、ありがとうございます。

阪口:いえいえ、素晴らしいところですね。

小松:皆様、こんにちは。私たちは今、東日本橋にありますmaruni tokyo、あのマルニ木工という家具のメーカーが持っている東京のショールーム、サロンにお邪魔をしております。竜也さんどうですか。

阪口:素晴らしい場所です!

小松:そして私たちが今座っているのは、深澤直人さんというプロダクトデザイナーがデザインをしたHIROSHIMAという名前の付いたアームチェアです。オンライン人成塾にご参加の皆様、こんにちは!ようこそおいでくださいました。平日の午後、お仕事したり家事をしたりしながらご覧いただけると、とても嬉しいです。

今日のゲストは本当にたくさんのことを教えていただいています、SDGsで日本と海外を繋ぐ大きな架け橋となってくださっています、阪口竜也さんです。ようこそお越しくださいました。

阪口:はい、よろしくお願いします。

小松:起業家でいらっしゃいますね。

阪口:そうです。

小松:フロムファーイーストという会社の代表取締役、起業家ですね。

阪口:そうですね、経営者です。

小松:経営者で。最初は福島。

阪口:そうですね。

小松:オーガニックコスメとかたくさん世の中に出てきてますね。本当にその問題の裏にあることを今日は色々お聞きしていきたいと思います。

阪口:まあちょっと偉そうなことはいえないですが、阪口竜也目線のSDGsを説明できればと思います。

小松:竜也さんはもちろんそのご自身の事業がSDGsの中核をいくようなことを日々なさっているんですけど、同時に教育にリレーショナルなさっていてStart SDGsという。

阪口:社会人協力。

小松:はい、社会人。だからすごいんだそうですね、企業の方がたくさん増えて。

阪口:そうです。今卒業生で500人います。

小松:その方たちにきちんとSDGsを学びました、という認定書が発行されるんですね。

阪口:そうですね。認定機関があって、社団法人で日本SDGsジャパンという。

小松:社団法人がきちんと認定しているという。

阪口:そうですね。

小松:本当に今SDGsを掲げる団体とかコミュニティたくさんあるんですけれども、竜也さんがやっている活動は企業に求められている。たくさんのコミュニティを作ってらっしゃるということで、そういう活動についてもまた教えてください。

阪口:もちろん、もちろん。

小松:今、フロントランナーとして立たれている竜也さんがSDGsを最初に知ったのはいつですか。

阪口:最初に知ったのはだから、採択された年、9月に採択されたのでその時ぐらいか。

小松:あ、国連で。

阪口:そう、採択された時ぐらいです。何それって、そんなん知らんっていうところから始まりました。

小松:その時はお仕事は何をしてたんですか?

阪口:一緒です。

小松:コスメをされてたんですか。

阪口:そうです。環境をっていうところでやっているので、世界がそんな国連で国際会議でそんなことが決まっているなんてことは、あんまり中小企業の一経営者なので、さほど情報としてはなくて。

小松:例えばその17のカテゴリがあって、169のターゲットと、目標ターゲットが分けられていてそれをバーッと見ることになるわけですよね。

阪口:まあ見ることになるんですけど、今だかつて覚える気もないので、SDGs17項目は知らないです。知らないですというか、言えないです。(笑)

SDGsの17項目を覚えることが持続可能な活動ではない

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