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Memberを上場企業グループへ事業譲渡します!

株式会社メンバーで2019/9/18にリリースした立ち上げメンバー募集サイト「Member」の事業を、ログリー・インベストメント株式会社へ2020/4/1に事業譲渡することにしました。


Memberのサービスの持続的成長を考え、スタートアップへ出資ができる投資事業をもった企業が運営していくほうがいいと私は結論づけました。

そこで、東証マザーズ上場企業のログリー株式会社の100%子会社で、ベンチャー投資ができる資金提供力があり、投資事業を専業として先月に設立されたログリー・インベストメント社に事業売却することを決めました!


今後、事業を引き継ぎ・譲渡していくなかで、Memberのサービス名も変更しリニューアルしていく予定です。乞うご期待ください。また、私もすこし充電期間をもうけて次のチャレンジ・連続起業します。

※譲渡をする背景や今後について、詳細を以下に書いていきます。


事業譲渡のプロセス

実は、今回の事業譲渡の検討にあたり、「M&Aクラウド」や「個人開発のフリマ」なども活用し複数社と話をしました。

そのなかで、
ログリー・インベストメント社は、
・ベンチャーへの投資(特に立ち上げ期:シード期)を行っている
・「世界中のイノベーションをアクセラレートする」というミッションをもちスタートアップのエコシステムを思考している
といったことを聞き、

Memberが行ってきたサービス・コミュニティ・プロダクト開発リソースなどを譲渡することで、シナジーが出せて、ステークホルダーをハッピーにできるシナリオが描けたため合意に至りました。

なぜ事業譲渡するかの決め手

以前にも、「Memberの立ち上げ支援事業は、投資と絡めておこなう方が経済合理性がいい」とブログで書きましたが、今回の事業譲渡にて結果的にその目論見通りとなりました。

ここが決め手ですので、もうすこし言及します。


もともと「立ち上げ支援をしたい」という想いから始まった立ち上げメンバー募集サイトのMember。しかし、やっていくなかで、この立ち上げ支援事業に欠かせない「投資」「株」「キャピタルゲイン」の重要性に改めて気づかされました。

初期の起業家の多くはお金に困っています。立ち上げメンバーを集めるにしても先行投資が必要になるので、何かしらの手段での「資金調達」は欠かせないケースが多いです。

そう考えると、「投資家が起業家へ出資をして、その見返りに株式をもらいエグジットしたらキャピタルゲインを得る」といった投資ビジネスが立ち上げ支援事業としては理にかなっているなと感じていました。
(多くのVC/エンジェル投資家などが既にやっていることですが)


そんなことを考えていた矢先に、テクノロジースタートアップへの投資事業を始めたログリー・インベストメントさんから、「投資事業の一角としてMemberをエコシステムとして活用したい。前向きに買収を考えたい。」といった意向をいただき、これはイケると思い、何度か打ち合わせをするなかで決めました。


今後の私の進退

私の今後ですが、譲渡完了まで引き継ぎ・ブラッシュアップに尽力しながらも、次の起業に向けて少し準備期間をもうけます。(海外の視察、テストサービスづくり、Youtubeやったりなど)

その後、株式会社メンバーの社名も変更し、別の領域(ソーシャルコマースなどコマースの領域がおもしろそうだと思ってます。※リサーチ中)で連続起業し、フルコミットして大当たりをねらいます。


今後のMember

Memberのサービスの今後につきましては、譲渡するなかでサービス名も変更・リニューアルしていく予定です。既にログリーさんと何度か打ち合わせをするなかで、今後が楽しみな企画やサービスの機能開発がたくさん出てきています。

↑現在は無料で登録・掲載ができます。

※ここに登録することで、目に触れて、ログリー・インベストメント社から声がけされ出資することもありえます。これからテクノロジー領域での資金調達・メンバー募集を考えている起業家はテストユーザーとして登録してみてください!

Memberは少しづつ形を変えながら、ベンチャー・スタートアップのエコシステムになっていきますので、ぜひ応援をお願いします!

小松 遊気


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