ドラキュラ女子と参鶏湯。

今日は参鶏湯（サムゲタン）をつくりました。
先日はスンドゥブを。いずれも市販のスープを使って簡単に。

夏場は気を付けていても、冷たい食べ物、飲み物で、胃腸が冷えてしまう。

そうすると、食欲も無くなるし、体調も崩しやすくなる。暑い夏こそ、ぽかぽか芯から温まるものを。

コトコトコトコト……

夕暮れ時、家の中はとってもいい香り。
湯気だけでも、美味しそう。

薬膳で鶏肉は「気血を補い、身体を温め、胃腸を助ける滋養食」と言われていて、特に婦人科系の病気と産後の回復に良いのだそう。

そう、じつは私は極度の貧血持ちのドラキュラ女子。血の質、量ともに、あまり良い状態ではなく、ここずっとそのせいで体調が優れませんでした。

色々調べて見ると、冷えからくる胃腸の働き低下が原因。私の場合、夏に限らず、慢性的に冷えているのだけれど。
いまは胃腸を休め、身体を温め、血をつくる下地をつくっている、そんな状況です。

陰と陽のバランス、食べ方、暮らし方、月の満ち欠けと心身の変化（女性の身体はとくに）。
おかげで、いま東洋医学や漢方にすごく興味が湧いてきて、色々調べるのがたのしくなりました。

いま一番してみたいことは、丁寧なカウンセリングをもとに、自分だけのお薬を漢方薬局で調合して貰うこと。
生薬の組み合わせによって、薬の処方は無限大。
すごく興味深いです。
そういえば、生薬といえば、今日の参鶏湯にもクコの実や松の実をたくさん入れたっけ。


ということで、今宵は参鶏湯を、はふはふ言いながらいただいて、明日の自分のために、身体を温め、整えます。