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人間は、旅をしたい生き物。

4連休が終わりました。
この連休の各地状況が気になっていたので、
何人かの観光事業者の方に個別インタビューしておはなしを伺ってみました。


大体の観光地や温泉街では、例年の7〜8割の客入り(感染症対策があるので施設はあえて満室にしないように予約管理をしています)だったとのこと。皆さんの地域や宿では、どんな状況でしたでしょうか…?


新しい旅のあり方と新しい接客業のあり方が、
どのようなものになっていくか、いまは誰も分かりません。ただ、対応状況などを蓄積、分析することで、旅行における感染症対策の有効な方法や傾向が見えてくるといいのだろうなと思います。いまは、誰もが試行錯誤の期間。
感染症の研究者になるのか、行動学の研究者になるのか、分かりませんが、そういう調査分析のような施策の設計も今後必要になるかも知れません。


とはいえ、このインタビューでわかったこと。
また、連休後のニュース(恣意的なものもあって、いかがかと思うものもありましたが)で、
わかったことは、


人は確実に動いている。
旅をしている。


ということ。
人は、やっぱり旅をしたい生き物なんだなと
あらためて思いました。


他人の目が気になって、いまは旅行したという発信がなかなかしづらい。ゆえに、旅をしている実態が顕在化しないけれど、それでも人は確実に旅をしているということがわかりました。
そして、それはいずれRESASなどの移動データによっても明らかになります。


ただ今後、注視しなければいけないと思っているのが、このあと2週間後の状況。
どれくらいの人が、どこから、どこへ旅をしたのか、現時点で測るものはありませんが、
旅行によって、感染リスクが高まるのか否か、
そこはひとつ注意深く見ておく必要があると思っています。


そして、いまとにかく祈るのは、観光地や温泉街、宿でクラスターが発生しないこと。
これに尽きます。
もちろんそれは、地域や宿の努力だけでは無理で、旅行者のモラルとマナーの双方あってこそ。
旅=悪というイメージを持って欲しく無いのです。

間も無く夏休みが始まります。
どうぞ、これから旅行されるみなさん。
無理せず、安心安全に旅行を楽しんでいただきたいなと思います。
ぜひ、その時はお供にアプリと新しい旅のエチケットをお忘れなく。

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