彼が紡ぐ、言葉たち。
うちの息子。
彼は、たまにハッとするような言葉を、
わたしにくれる時がある。
それは、ポケットからハイっと飴玉をくれるように自然で、なんだかくすぐったくて、甘い。
それでいて、まるで神様が息子の口を借りて言葉をくれているように感じることも。
いつも大事なタイミングで、言葉をくれる。
わたしはその度、すかさずスマホでメモ。
彼の言葉をストックしたり、録音したりする。
かわいい言い間違いや(わたしが好きなのは、
ヘリコプター→ヘリポクター)、即興のおもしろい歌、生まれる前の話など、忘れないように、
記録に残す。
それらをあとで見返しては、ニヤニヤしたり、
ほぉぉと感嘆したり、時には涙したり…、
息子の成長と共に、ひとりたのしんでいる。
今日は、そんな息子語録の一部をご紹介。
よかったらいっしょに、たのしんでやってください。
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▪️しゃっくりって、心がぶつかっている証拠かな?
▪️お母さんは失格じゃ無いよ、おおまるだよ
▪️(どこからそういう言葉がくるの?と聞いたら)
脳みそと魂から半分ずつきて
合体して、言葉が出てくるんだよ。
▪️右側が釧路、左側が新潟、そして真ん中が東京。残ってるお腹の部分がタイなの!
※釧路は私の実家、新潟は主人の実家
▪️(お父さんの布団の匂いを嗅いで)
お父さんが、一緒にいるみたい
▪️世界のみんな生きてるから、仲良くしようね
▪️僕の心がサンバして、熱く燃えている!!
ボワーー
▪️お母さん、結婚式の時、(フルート演奏)
ちょっと失敗したでしょ?
分かるよ、顔がそんな感じだったもん。
▪️(前に住んでいた家の近くを車で通った時)
帰ってきたよ、僕らの場所、僕らの本当のすみかに。
▪️気持ちいいなぁ、お母さんの胸の音。
こっくんこっくん、いい音だなぁ。
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ほんと、言葉のチョイス、センスが好きだなぁと思う。
これからも彼の言葉をストックしていきます。