伝えることを恐れない。

いろいろなことを発信している
あいつは、何者なのか?

そとのひとも、同じ組織内のひとも
肯定的に受け止めてくれるひとが
たくさんいるなかで
(ありがとう、その言葉に励まされています)
やはり、そうではない人もいるようだ。
それは仕方ない。みんな理解してくれると
思う方が放漫だ。


観光に関することについて、
私の伝え方は、大きく2種類。

すでに組織として、公にリリースしたものを、
事実として発信して伝えること。
そのときはなるべく体温を宿した温かい言葉に情報を乗せる。時には噛み砕いて、違う言葉に変換して、より伝わるように。

もうひとつは、政府見解ではなく、
あくまでも個人の見解としての発信。
それには、かならずそうであることを前置きする。そして、ここでもやはり体温を意識する。

別にやましいことも、誰かに対し特別に便宜を
図る意図も毛頭ない。
それは公務員の大前提だから。
その公平性とか平等という枠のなかで、もしくはそのエッジで最大限できることを、考える。
真ん中の安全なところから、いくら叫んでも
その声は届かないから。

それでも、やっぱり伝わらないこともある。
今回、それを痛感した。


だけど、わたしは伝えることをやめない。
100点を目指すつもりもない。
ただ、だれかひとりでも私の言葉が届いていると実感がある限り、わたしはきっと伝えることをやめない。
だれかがくれた感謝の言葉、喜ぶ姿、変わる姿、一歩踏み出すもしくは踏み出そうとする姿。
それらに、わたしは励まされ、また突き動かされる。

顔も知らない、いや、もしかしたら知っているかもしれないあなたは、本当はわたしを困らせたかったかも知れない。でも、わたしはそんなあなたにむしろ感謝している。伝えることをもっと真剣に考える時間をくれたから。

だから、わたしは伝えることをやめない。
より伝わるように、響くように。
これまで以上に、伝え方や表現を磨く、
ただそれだけだ。