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暮らしのコト

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日々の暮らしのコト
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#日記

神秘的な植物。

我が家のバルコニーでは、モンステラがすくすく元気に成長中! 昨年の5月、せっかく広いバルコニーもあるし、と我が家の緑化計画を始めました。 同じ時に買った、ジャスミンやローズマリー、 バジル(お料理に使えて実用的だと思い)は、 わたしの育て方が悪く、残念ながら枯らしてしまいました。タイの日差しは季節や時間によっても違うので、太陽を好むからといって外に出しっぱなしもよくないようで、日陰に移したり、時には家の中に入れてあげたり、植物を育てるのは難しいなと感じました。 ただ、この

つぎは、どこへ旅をしようか。

お正月は家でしっぽりと過ごしました。 タイにいても、おせちやお蕎麦、お雑煮などを いただいて日本にいる時と変わらない年越し。 ありがたいことです。 のんびりごろごろしながら、気持ちはつぎの旅先へ。さてさて、今度はいつ、どこへ行こうか。 年末のプーケット旅行は楽しかったなぁ。 間近では、4月のソンクラン(タイの旧正月)、 日本と違って長い長い子供の春休み…。 以降も、タイ政府が国内旅行促進を図るため、 特別公休日をあらたに設定することがすでに閣議決定されていて、例えば、7月

きっかけは、きっと些細なこと。

ついに出てしまいました、非常事態令。 バンコクを始めタイ全土で感染拡大が急激に進んでいたので、避けられないなとは思っていましたが。 コロナに限らず、こういった情報は在タイ日本国大使館より在住邦人や滞在者宛に一斉メールが来る仕組みになっています。 今回も、タイ政府から発出された非常事態令をもとに大使館で和訳、私たちにお知らせが届きました。(大使館のみなさん、いつもありがとうございます。そしてお疲れ様です) 以下は、4月17日(土)に届いたメールより一部抜粋。 ---- ・

小さなアウトプットを、紡いでいく。

ここ数日、noteでのアウトプットのリズムが整ってきたように思う。 というのも、心地良く書き進めていくための自分なりのルール、カタチのようなものが掴めてきたからだ。 正直いままでは、いきなりnoteを書き始めると、頭が真っ白になってしまうことや、きちんとしたものを書かなければという自分への妙なプレッシャーで、なかなか思うように筆が進まないことも。 ここ最近、試行錯誤して自分なりにしっくりきている書き方は、日頃からの小さなアウトプットを紡いでリライトするやりかた。 具体的

雨の日、散歩のすすめ。

ザァーザァー、 ぽつぽつ、しとしと、ぱらぱら… 雨音を表すオノマトペは、いろいろ。 日本は、雨の多い国だから、 雨音の表現も豊かだなぁと思う。 英語だと、どう表現するのかなぁ、なんて 考えるのも愉しい。 今日の雨は、しとしと。 弱くなったり、時折止んだり。 今日はあまり風がなかったから 真っすぐで、白い糸みたいな雨だった。 今朝、ジョギングから帰ってきた主人が 「紫陽花が、すごくキレイな小径をみつけたよ」 と教えてくれた。なんだかうれしい。 一緒にみつけたという近くの

雨の匂いが、好き。

雨の匂いが、好き。 DNAレベルで何か、感ずるものが あるのだとおもう。 ペトリコール。 地面から立ちのぼる、あの匂いの正体。 ギリシャ語で「石のエッセンス」という 意味らしい。 嗅覚と記憶は、つよく結びついている。 雨の匂いがすると、小さい頃を思い出す。 庭の草木が、雨に濡れて青々としていたこと。 葉っぱから滴るしずくを、ずっと見ていたこと。 大きな樽に、雨水がたっぷり溜まっていたこと。 お気に入りの赤い長靴のこと。 雨が上がる頃、裏山がもやで霞んでいたこと。

毎日の連続投稿が途絶えて、私に残ったもの。

GW前から、毎日こつこつと書いてきたnote。 30日目をむかえ、バッジをいただいたその翌日、 毎日連続投稿の記録が、途絶えてしまいました。 書き上げた長文記事の最後の校正を、 布団の中でかけていて、 息子と一緒に、そのまま寝落ち。 飛び起きた時、時計はすでに、 夜中を回っていました。 あぁ、やってしまった…。 本当にくやしかった。 悔やんでも、悔やみきれず、 その日は、なかなか寝付けませんでした。 せっかく習慣化してきて、自信もついてきたところだったのに。何より1

梅雨入りと心の空模様。

わたしは、心の曇りが続くようなとき、 ちょっと思考が停滞してる、淀んでるな、 と思ったときに、この本をめくります。 そして、いつも禅の言葉に救われます。 いまの私に、ぴたっとくる言葉はこれでした。 「本来無一物(ほんらいむいちもつ)」 つまり、もともと何もないんだよ、 ということを知る。 雲ひとつなく、高く青く澄み切った空のように、 心とは、本来そういうもの、であると。 また、達磨大師の言葉に、悟りの境地を表す ことばとして、 「廓然(かくねん)」というものがあるそう

梅シロップのつくりかた。|  《梅仕事2020》

毎年この時期の愉しみ。 そう梅仕事です。 かれこれ5年くらい、自宅で梅シロップつくりを 楽しんでいます。 ソーダ割りにして飲んだり、お料理の隠し味に つかってみたり。 梅パワーのおかげか、夏バテの記憶がありません。 今年は、暖冬の影響で青梅の収穫量が少なかったとか。スーパーの店頭にも、青々とした梅たちが並び始めましたが、もしかしたら、出回る時期も短いかも知れないですね。 そんな状況でしたが、今年も無農薬の青梅を送っていただきました。ほんとうにありがたい。 今年は、愛媛県の

noteは、居心地の好い「まち」のような場所。

noteを、まちに例えるなら「西荻窪」みたいだ。 それは、友達との会話の中で、 彼女がぽろっと言ったことば。 ほんとだ。 それは、わたしにとって、すごく しっくりくる表現だった。 そう、noteは西荻窪みたいだ。 以前わたしが住んでいたまち、西荻窪。 吉祥寺と荻窪の間に挟まれた、西の端っこに ある小さなエリア。 ちょっとこだわりの強い、ニッチなまち。 週末は、中央線が止まらない。スタバもない。 でもそこには、小さいけれど、こだわりと 個性たっぷりのレストランやカフェ、居酒

わたしの、小さな神様。

やっと、近所の神社にお詣りすることが出来た。 境内に足を一歩。凛とした空気。 それだけでスッと、心が軽くなる。 お詣りを終えた1組の母娘とすれ違う。 神社は、私たち3人だけになった。 息子が嬉しそうに、走り回っている。 この近くに越してきたこと、 この春にあったこと、 今のこと、 そして、これからのこと。 手を合わせて、報告する。 心の中が凪いでいく。 心がざわついている時、 何か一区切りついた時、決意した時、 これといって何もない時、も。 神社には、よく足を運ぶ。 ふ

こんな働き方、いかが?個人と組織のちょっといい関係。

 最近、自分の働き方が、ちょっとおもしろいなと思っている。組織に属しながら起業してる感覚なのだ。  私は、国家公務員として国土交通省の一組織である観光庁というところで働いている。幹部・上司のもと、政府が掲げるミッション達成に向け、観光政策を考え、実行する。言ってみれば、「組織に属して働く会社員」、「サラリーマン」と同じなんである。身分が「公務員」というだけで、働く形態もそんなに変わらない。  観光の仕事といっても、たくさんの職業がある。私は、たまたま「公務員」という職業で

今年も、梅待つひと。

 芍薬の季節がくると、そろそろ準備しなきゃ、と、ウキウキするのが梅仕事。 毎年、我が家では、青梅を使って梅シロップをつくっています。  今年はバンコクに行ってしまうから、子供と一緒に楽しみにしていた味噌の寒仕込みも梅シロップつくりも、諦めていたところでした。 でも、どうやら梅シロップは、今年も作れそう! ちゃんと、いいこともあるもんだ。 とはいえ、引っ越しの荷物になるから、と梅シロップをつくるための大きな瓶をひとつ処分してしまったので、今年は半分の1kgでシロップをつくる

利他的な人ほど、じつは利己的である。

今日の東京は晴れ。 故郷北海道の夏のように、暑いけれどサラッとした空気が気持ちいい。 とはいえ、マスクをして15分くらい外を歩いただけで、息苦しくて汗だくに。 今年の夏はマスクと一緒に過ごすのか…と、 考えただけで、すこし気が重くなる。  東京で暮らすようになって10年。 この時期が過ごしやすくて好きだ。透きとおった水色みたいな初夏の空気。  いつもこの時期は、キャンプに行ったり、温泉旅館に行ったり。いろんなところへ、家族と出かけていた。今年はそれが叶わないけれど、風が通