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勤務環境は改善したけど…

おはようございます👮‍♂️

今日は日曜日なので、たらたらと日記的な内容の回です。

「勤務環境は改善してきたけど…。

僕が警察官になりたての頃は、警察署に毎日いる刑事さんがいました。

当然、日勤という勤務なので、仕事は月〜金、土日祝は休みのはず。

それでも、毎日いた刑事さん。

聞けば「仕事は趣味みたいなもん。」「なにかあればすぐに出られるように。」という感覚で毎日出勤していたみたいです。

今ではブラック企業のようにも聞こえますが、これはセルフブラック勤務でしたね。自分の意思で毎日出勤していましたから。

昔からの刑事のイメージは、「休みがなく、常に忙しい」「仕事はバリバリやって、家庭は二の次」という感じで、プライドも高かったけど、職場内での評価も高かった。

そして、上下関係もしっかり作られていて、「刑事になりたい」「〇〇さんみたいな仕事がしたい」という後輩もたくさんいました。

今では、そんなことはなくて、「きちんと休みを取る」「残業を減らすことが良い仕事をしていることの表れ」という雰囲気が浸透してきました。

だから、「刑事なんてやりたくない」「プライベート優先で」という価値観が広まり、後継者不足という割と深刻な事態になってきています。

これが何を意味してるかと言うと、「警察官の質は残念ながら落ちていく」ということと、「先輩に学ぶのではなく、自分たちで学ぶ力をつけておかないとやっていけない時代になった」と言うことです。

プライベートを優先するあまり、若手警察官が経験値を積んだり、先輩から学ぶ機会そのものが少なくなりました。

そしてその後輩たちはすぐに先輩になり、上司になり、教わる側から教える側に回ります。

しかし、そもそもの経験を積んでいないから、教えられない。勉強もしなかったから間違ったことを教えてしまう。とはいえ社会人だから、それを叱ってくれたり、修正してくれる人もいない。

これが今の警察組織の現状だったりします。

「警察、ヤバくない?大丈夫?」と思いましたか?

ヤバいですが、この流れは民間企業も同じです。

だから、これからは「教わって当たり前」の生き方から「自分で教わりにいくことが必要とされる社会」になっていきます。

日本の経済事情を見てもわかるかと思います。

現状に対する不満はたくさん出てきていますが、その道を歩んできたのは自分たちの親や、自分たち自身。

文句を言っても世界は劇的に変わらないので、自分たちでなんとかするしか無いんです。

どんどん、これからの日本は「できない貧しい人たち」と「できるようになって豊かになる人たち」の2層に分かれていくでしょう。

僕の発信を見てついてくれている方は、必ず後者になると思います。

そのために、僕も発信を続けていきます。

自然と、学ぶ力や考える力が身につく環境を作っていくので待っていてください。

筋トレのように自分で力をつけ、一緒に生き抜く力を身につけていきましょう。

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