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新しい時代の紙メディアに出会った

今日は朝から会議尽くしで、夜は少し変わったイベントに顔を出してきます。noteで毎日アウトプットしてるから、インプットも増やしていかないとね。ただ毎日空っぽになっちゃうから自分の中に知識や体験が吸収しやすくは確実になってると思う。

今日は新しい時代の紙のメディアについて。

よく仕事してる人たちが今つくってる紙メディアなんだけど、とにかく出版するスピードが速い。一番上にある美少女メディア『向日葵』なんて2017年7月に立ち上がって、もう写真集が2冊目を発売するみたい。

そしてツイッターの固定プロフィールのところにモデルを随時募集してる。ここから次の写真集のモデルもどんどん誕生していくだろうし、どんどん新しい写真集も出ていくんだと思う。

ウェブと紙の融合なんていう当たり前のことを書くまでもなく疑問なのが、なんでこういうスピード感で写真集って今までできなかったんだろう?ってこと。

こういう場合、ほとんどの場合がコストが釣り合わないことが多かったんだけど、よくよく考えてみればデジタルの時代になり、カメラマンもデザイナーも複雑なものでなければ誰でもできるようになり、モデルも有名な芸能人でも使わない限り高額な出演料もかからない。

いったいどこでコストがかかっていたのか?

思い当たるところといえば、流通の部分だ。

簡単にいうと、全国の本屋さんに置いてもらうための取次ぎという仕事だったり、実際本屋さんに対して売上げの中から支払うマージン(中間手数料)だったり、ここのコストのことを考えると最低1万部は売れないと黒字にならないなんて会話を昔出版社の人たちとした記憶がある。

でも、たまたま本屋さんに来た人が自分が作った本に出会って購入するっていう確立が、SNS時代になってとくに減ってるのはみんながわかってる。

今は事前にSNSでその本の情報を知っていて、その本がほしい人に対して他の人を介さずシンプルに届けられるっていう道ができつつある。

つくった本がほしい人の元に届くまでにどれだけ他の人を介さないかで、赤字にならない最低部数が決まってくるのだが、SNSの登場以降、そこのハードルがどんどん下がってきている。

最低部数が下がることでコンテンツも一般的なものにならず、(確実に買ってくれるであろう層がいるなら)昔ならウェブでしか出せなかったコンテンツが紙のメディアとして出版できるようになる。

ヘッダーになっている『Zmagazine』もそうだし、こういった特化したものがこれからどんどん増えていくと思う。

出版社時代、一般的に受けそう(と出版社側が予測した)なコンテンツしか現実的に出版できなくて、正直紙メディアに嫌気が差していたんだけど、自分でも何か出版したいなとやっと思えるようになってきた。

PS 2018年、よいスタートを切れるような体制に少しづつ整ってきた!来年はよい一年にしたいなぁ。

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