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世界観の時代

ここ最近、ひっそりとやっているスタエフのラジオでも頻繁に言ってることなんですが、SNSに関わるインフルエンサーや会社に必要なものとして『世界観』があると思ってます。

これからは世界観が大切というお話

インフルンサーやインスタグラマー、YouTuberは自らが世界観を作って人気を集めているので、もとから世界観が必要だったと言われると思うんですけど、そのジャンルに関しては世界観の売り先が変わった。

ここでけんすうさんが言いたいこととちょっとずれるかもしれないけど、ぶっちゃけPR投稿が収益源の大半だったインフルエンサーは自分が作った世界観とクライアント企業の世界観がうまくマッチするなんて限られてくる。いくらインフルエンサーの世界観に合わせようとしても、いわば案件業務。クライアント側の世界観のほうに合わせる部分は合わせなくてはいけない。

だからインフルエンサーの世界観を守り続けるには3つの変化が必要になってくる。

①世界観から派生された商品を販売する

これは今よく言われてるD2Cってやつのこと。でも今日本でトレンドになっているD2Cって、問題になってる買い付け商品をただタグを変えて高額で売っているものが多い。つまり世界観を売っているのではなく、ファンに利益率の高い商品を売りつけてるだけ。これは何もインフルエンサー側に問題があるだけじゃなくて、インフルエンサーを取り囲む環境やチームに問題がある。

そこでこれから必要になってくるのは、インフルエンサーの世界観を商品として落とし込むチーム。制作力。そしてその世界観を縦にも横にも展開して販売するチャネルの多さ。その2つを事務所内で抱え込むのか、外注するのかは置いといて、マネージメントがそこを強く意識しておくのが大切だと思う。

②インフルエンサーのファンだけで回る小規模な経済圏

これはインフルエンサーがファンからダイレクト課金してもらって生活するっていう、ファンクラブにありがちな旧来型のビジネスモデルではない。ファンから次のインフルエンサーが生まれることもそうだし、ファンから例えばデザイナーのようなクリエイターが生まれることもそう、つまり同じ世界観(何がオシャレで何がダサいかとか)を共有している上でモノづくりができるという利点を生かしたチームづくり。これができるのは相当ハードルが高いので会社としても頑張らなきゃなところだと思う。

③クライアント側とインフルエンサーの世界観を近づけられる制作チーム

冒頭で話した通り、企業側の世界観をベースにした上にはなるけど、そんな中でもインフルエンサーの世界観をできるだけ表現することができる、そんな制作チームを会社として持つのは相当重要になってくると思う。

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↑明治さんの世界観と佐藤ノアの世界観の融合。会社としてはもっともっとここの力を伸ばしていくことが大切だと考えてます。

アイドルグループのこととかも含めていろいろ語ろうと思ったけど、めんどくさくなったので、また別の機会に笑。

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