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何かの始まり

2023年9月、長いこと住んだドイツを離れ、本帰国しました。
「住み慣れた」と書けないのは我ながら情けないけれど、第2の故郷と言えるほどの思い入れを持てたかと言えば自信がないです。特に近年はドイツ的な物がどんどん形を変えて行っているような気がしていました。

子供たちもそれぞれ大学のある街に移り子育てもひと段落。
今度こそ30年以上離れて暮らしてきた両親との生活の始まりです。

田舎なので朝は鶯やらカッコウやら、季節に合わせて鳴いてくれるし、雉も庭を横切ります。昼は蝉がうるさいくらいに鳴き、夕は秋が来れば虫の大合唱。
老後に住むには良いところ。

でも何か足りない。
多分自分の何かだな、と思っています。
今度こそ、自分のやりたい事じっくり時間をかけていきたいものです。

邪魔する人もなし、言い訳もなし。
9月は何かの始まりの月。



育児生活も終わって地元に戻った2023年、これからも中国語、ドイツ語、英語の学習を続けて子供たちの語学習得のお手伝いをしていきたいと思っています。