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精神科に行くか悩んでる人向けのやつ


どうも、駒野です。
パソコンを買いまして。
爪が長くてキーボード打つのが大変にへたくそになってしまったので、練習がてら、前から書きたかった精神科とかについて書こうかなと。
患者目線のお話になりますので、医療従事者の方など有識者からすると間違ってるよ、ということがあるかもしれないので、その時はどうにかしてご連絡ください。訂正しますので。


精神科と心療内科の違い

今自分に精神的なケアが必要、と思っている人が最初に躓くのってここかな、と思ったので、超基本的でググれば秒で出てくるようなことを一応書いておきます。

心療内科は「精神的な不調から発生する身体的な症状の治療を主にしているところ」
精神科は「精神的な不調への対処に特化しているところ」

ざっくりいうとこんな感じです。
例えばストレスで胃腸の調子が悪い、最近眠れない、とかなら心療内科でも充分に対応可能だと思います。

一か月以上落ち込んだまま立ち直れない、幻聴がする、希死念慮(死にたいという気持ち)が強い、自傷行為などがある、とか深刻な場合は、精神科に行くのがベストかなと思います。

別に怖いところではないので、なんなら最初は「精神科 心療内科」のように、両方の看板を出してる病院に行かれるのもありかなと思いますが、精神症状が強いようならまっすぐ精神科行くのが手っ取り早いです。


初診の時ってなにすんの?

これは駒野自身めちゃくちゃ調べたことなので書いておこう。
精神科の初診は大体1時間~2時間くらい枠をとっている病院が多いです。
大体1時間は最低でもかかります。
初診が短い病院は個人的にはおすすめしないです。

基本的に精神科に初診で行く際は予約が必要なんですが、なんで予約が必要かというと、初診で時間を使うからなんですよね。

今はネット予約が主になっているのであれですが、もし電話予約が必要な病院の場合、電話口の人の対応や喋り口調に不安を覚えたらその病院は避けた方がいいです。
医療事務の方が多分電話かけてきたり、受けてくれたりしていると思うんですが、実際通院した際、受付の対応が悪いと、なんだかいやな気持になって帰ることになったり、通院が嫌になったりするので、そこは直感を信じていいところかなと思います。
結構電話対応の良しあしで病院のカラーが出るな、と個人的に思っています。

初診の時はまず問診票を書いて、それを基に更に詳細に質問されます。
どのような症状があるのか、いつ頃から出始めたのか、何か思い当たるきっかけはあるか、などなど。
場合によっては小さいときはどんな子供だったか、とかかなり深堀されたりします。

いざ診察室に入ると緊張して言いたいことや伝えたいことが言えないで終わってしまう、というのもあるあるなので、ざっくりでいいのでカンペを作っていくのをおすすめします。
Twitter(X)にいろいろ書いてるタイプの人なら、自分のTLをさかのぼって、いつ頃から自分の様子がおかしくなり始めたか確認してみると、結構カンペ作りやすいかなと思います。

初診の時必要な持ち物

1 保険証
2 お金
3 お薬手帳(所有している場合)
4 自覚している症状や発症時期、特に困っていることなどを書いたメモ

とりあえずこれだけあれば大丈夫です。
お金は薬の如何によって変わるのであれですが、大体初診が3,000円、薬が2,000円とざっくり計算して5,000円もあれば足りるんじゃないかなと思いますが、よくわからないので10,000円持ってたら安心です。

メモは前述したカンペです。
いつ頃から自覚症状が出始めたか、どういう症状がどういうときに出るのか。特に困っているのはなんなのか。
先生に伝えたいことをメモに書いておいて、緊張やらで喋れなくなったら渡せばOKくらいのやつを作っておくと、気持ちに余裕ができていいんじゃないかな、と思って、駒野は通院の時いつもメモ作ってます。
初診以降もメモは作っておくと、具合悪すぎて喋れない……って時でも、渡せば大丈夫なので安心できます。


実際メモってどんなんよ

ここで駒野の通院時に作ってるメモの一部を軽く書いときます。
参考程度に。


睡眠 寝れはするけど寝つきは悪い。悪夢毎回見る
食事 あんまり食欲ない。全然食べない日と食べ過ぎる日の差がすごい
衝動が強すぎて××してしまったり、寝なきゃいけないのに「何かしないといけない」って思考に囚われて、わちゃわちゃ動いて力尽きたことが前回から今日までに×回くらいあった。
今××が起きててかなりストレスを感じる。
幻聴じゃないけど頭の中でずっと文章がぐるぐる回っててうるさいから集中力がいつも以上に低下してる。


こんな感じでいつも書いてます。
全部伝える日とそうでもない時もありますが、食欲と睡眠と衝動の強さについては毎回必ず伝えるようにしてます。
これ以外だと、薬が変わってからの通院なら飲んでどういう変化があった、なかった、なども書いて伝えてます。
昔は薬レポート作って渡したりしてましたが、今は比較的簡単な感じです。
眠れた、眠れなかった、食欲がある、ない、とかシンプルなものでいいので、簡単にでもカンペを作っていくのは個人的にとてもおすすめです。


自立支援について

正式名称は「自立支援医療制度」といいます。
指定した病院、薬局での支払いが、通常の3割負担ではなく1割負担になる制度です。
世帯収入によって限度額が変わります。
通院が必要な人は基本的に受けることの出来る制度です。
診断書が必要になるので、制度を受けたい場合は主治医にその旨を伝えて、自立支援用の診断書を発行してもらう必要があります。
診断書代は病院によって異なるので、確認を忘れずに。
大体3,000~5,000円くらいで出しているところが多い印象です。

診断書代高いなーと思うかもしれないですが、自立支援通ってしまえば充分元が取れるので、最初だけ頑張りましょう。

ちなみに障碍者手帳は通院開始から半年以上経過してないと申請が出来ないんですが、自立支援はすぐ申請出来るし、申請して通るまでの間に診察を受けた際にかかった限度額を超過した分(3割負担で一旦払うので、2割分)は返金もされるので、通院を開始すると決めたらすぐ申請出した方がお得です。
薬代で意外と金額がかさんだりもするので、自立支援に関しては本当に申請早めに出した方がいいです。

自立支援の申請がしたいです! といえば必要書類などの説明をしていただけますが、正直面倒くさいです。
書類の用意やら記入やら役所での手続きで結構体力を持っていかれるので、動けるうちにやってしまうのをおすすめします。
昔はワーカーさんがほとんどやってくれて、自分はサインするだけだったんですが、マイナンバーの導入に伴い、全部自分でやらないといけなくなったので、後述しますが、本当に、早めに行動するの大切です。


精神科・心療内科に行くタイミングは?

ずばり出来るだけ早く行きましょう。
初診の予約を取るのも、初診に行くのも、自立支援の申請をするのも、結構気力体力を使うので、動けるうちに行くのがベストです。

このくらいで行っていいのかな、とか思うかもしれませんが、本当に動けなくなってからでは遅いので、早め早めに動くことをおすすめします。
行った方がいいのかな?と悩んだらとりあえず行くくらいのメンタルのうちに行きましょう。

動けるうちに行かないと、特に一人暮らしの方とかはかなり大変なので、書類や役所関係で動けるくらいの体力が残っているうちに行くのをおすすめします。

それでもいきなり精神科はハードル高いな、と思う方は心療内科にまず行ってみるのもありだと思います。
それで改善が見込まれない場合精神科にステップアップというのもありだなー、という個人的見解です。



終わりに


とりあえず今回はこんな感じで最低限にまとめてみました。
少しでも参考になるとうれしいなあという気持ちです。
冒頭にも書きましたが、なにか間違いなどありましたら、なにかしらでご連絡いただければと思います。

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