恍惚のグミ、忘我のこんぶ

先日、友人とおやつを買い集めていたときのこと。
舞台は某所、ドン・キホーテ。

ワタクシ「もぎもぎフルーツグミ、一生探してるんやけどないんよね」
ユウジン「あるわけないやん」

なにくそ!絶対見つけてやるぞ!と調べたら、販売終了していた。

ちなみに友人は、都こんぶを一生探しているらしい。
(こちらは販売終了していないようだが・・・)

必死のパッチで都こんぶを探す友人。

その姿に心を打たれ、二人してゾンビのように店内を歩き回った。

駄菓子コーナーにも、おつまみコーナーにもその姿はなかった。
レジ横にちょこんと座っていることを期待したが、期待とは裏腹に、フリスクたちが「ついでに買ってくやろ?」と言わんばかりに整列していた。

完敗だ。

まるでパチンコに負けたかのような顔で店を出た。

となりの建物からは”本当にパチンコに負けた”であろう人が、肩を落として出てきた。


【追記】
幸いにも、私はもぎもぎフルーツグミを1袋だけ所持しているので、これを日本最古のもぎもぎフルーツグミにできるように努めたい。
meijiさんにすら打ち勝ちたい。
時代の流れ着くその先で、ぜひとも歴史博物館とかに飾ってほしい。

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