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タイ 滞在記録 第29日目 (柱 人力 秘密基地)

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2019.3.20
第29日目

日中37℃  夜間22℃

小屋の補強

補強する小屋

ライスハット(お米の小屋)の補強のために、新たに柱を作成予定。

その為に朝から川へ行き砂を大量に持ってくる。

砂を詰めたフクロウ

その後、石も大量に。

とにかく運ぶ

セメントと持ってきた石や砂と水を混ぜて、ミックスされたセメントのようなものができる。

柱の根本にセメントを流し込んで柱をたてるとのこと。

柱を立てる穴 これを掘るのも本当に一苦労

用途がライスハットのため、お米の重さに耐えられるように頑丈に作るようだ。

1斗缶の天板と底板を切り取ってコンクリートに埋めるみたい。

この天板と底板をはずすのもマシェティで。

切り取り開始

缶切りの要領で開けていくが、スムーズなのはてこの原理が効く最初だけ。

進むにつれて切り口が広がるため、支点となる部分がなくなる。

そこで、その辺に落ちている木で支点を作りやってみるとめちゃめちゃスムーズに。

その辺にあるものを応用して使えたひとつの事例。

木で支点を作る

凄く小さな事だが自分にとってはかなりの自信であり財産。

ゼロから工夫して成果を出せた。

無いものは作れ。あるものでどうにかする。いい言葉だ。

もちろん出来ない事もあるけど、この考えは好き。

やはりこういう原理は知っておくと、いざというとき応用が効くもんなんだなと。

物理とか勉強しておけば役にたったかなぁー。

竹で骨組みを作る
組んで編んで
完成
セメント入れる


椅子作り


セメントが固まるまでの間はマシェティで、椅子の脚作り。

サンドットさんの見本のように自分でも作れた。

右側が自作
ひたすら確認・修正を繰り返す

時間はかかるが、少しずつ使いこなせるようになってきた。

と、思ったら手を切った。

おまけにハンマーで指も打った。

大小合わせるとかなりの傷がある。

ひ弱なもんだ。

指だけ落とさないようにしなければ。

なんやかんやで椅子は完成。

かわいい
うんうん

かわいらしい椅子。

マシェティを研ぐのも、研いだら余計に切れなくなるという虚しい事態。

研ぐ技術の鍛練が必要だ。

~マシェティの使い方備忘録~

・切りたい長さの部分は真っ直ぐに刃を落とす。

・余りの方向から斜めに刃を入れる。


目的

タイに来た目的の1つ、建物の建て方を学ぶこと。

やっぱりやりたいこと、やっていて楽しいのはビルディング。

しかも、マシェティをメインに全て人力でやるのが好き。

サンドットさんも言っていた。

日本はマシン。ここはノーマシン。

建物は 重機とまではいかなくとも、少なからず機械は必要だと思い込んでいた。

しかし、ここの人たちは人力でいとも簡単に小屋や建物をたててしまう。

本当に魅力だらけ。

帰ったら自分でも小屋を作りたい。

その為に場所探しや、材料の素材選びが大変かな。

気候も違うし。

北海道には竹はないし、建材は何がいいのか色々調べてみよう。

その小屋ができたら呼びたい人を呼んで遊びたい。

誰を呼ぼうか考えるだけでワクワク!

物凄い原動力!

すごい楽しいだろうなぁ。

自分の秘密基地にもしたい。

自分の暮らしを0から作ることができれば、将来的にお金の心配はそこまでいらないのかな?

そして生活を作っていくことは難しいことがたくさんあるけど、好きだからいいのかもしれない。

生活を作っていくこと自体が仕事。

自分のお城を作る間は、家を借りるにせよ車に住むにせよ、そういうことができる土地があれば楽しそう。

そこで、最低限の生活ができれば必要なお金だってたかがしれてるのかな?

わからないけど。

少し 検討が必要だ。

あまりまとまらないが、とりあえず口に出しておけば願いは叶ってきてるので備忘録に書いておこう。

タイでの散髪にしろ、タイでのマッサージにしろ。

最後に今日なんとなく思ったこと。

服の汚れがまぁひどい。

日本にいるとこんなに汚れることはない。

ってことは、日本では日常生活で本当に土に触れることがなかったんだなぁと。

ここで、土に触れない日はない。

汚くても「うわ、きったねー」と、言われることもない。

楽だなぁー。

落ち着くね。

日本で秘密基地を作ったら、こんな格好で過ごそう。

楽しみ。


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