三人寄れば、、、。
「三人寄れば文殊の知恵」というように、一人よりも三人寄ることでそれぞれの違った視点や経験などから思いがけない発想が浮かぶよね!というもの。
本来はそういった素晴らしい言葉なんですが、寄る三人がどんな三人かによって、内容が生産的になるかどうか決まるような気がします。
というのも、先日オバチャン三人組の横に座った時に聞こえてきた会話が気になりまして…。
「三人寄れば愚痴大会」
あまりにもデカい声でしゃべっていたのでイヤでも聞こえてきたんですが、話してる内容からすると同じ職場で働く同僚で、いわゆる接客業をしている人たちでした。
まあ、理不尽なお客さんに食ってかかった話とか、口うるさい上司にたてついた話とかを延々と自慢しあってストレス発散してるわけです。
正直、居心地が悪かったですが、noteのネタを提供していただいたと思ってひとまず感謝しときますm(_ _)m
まず愚痴が大好物な人は、
「自分は何も悪くない。」
「悪いのは全部相手のほう。」
と、直接言葉には出さずとも他責思考が滲み出ていますよね。
「自分の振る舞いは間違っていない」と信じて疑わないんですね。
接客にしてもそうですが、全ての人を満足させる「完璧な接客法」などないわけで。
ある人が100点をくれても、別の人には50点かもしれませんし、0点かもしれません。
お客さん側も接客に対して「こうあるべき」というフレームがあり、そこから外れると満足度は低くなります。
自分では丁寧に接客したつもりでも、気に入らない態度や発言をされたと感じる人もいます。
もしかしたら対応しだいでは相手の出方が変わったかもしれませんよね?
心が不健康な人は体も不健康
愚痴が好きなオバチャンの体型はだいたい共通していて、自分に甘いせいか、かなりふっくらしておられます。
イライラするから愚痴が出る。
イライラするから食べてしまう。
心に出るか体に出るかの違いだけで、どちらも自分のことを制御できていないんですよね。
心と体は繋がっているわけで、心が不健康な人は見た目もやはり不健康に見えてしまいます。
ということは、逆に言えばどちらかが整えば両方が整うともいえます。
環境や視点を変えて心にアプローチするのもよし、筋トレしたり食生活を変えて体にアプローチするのもよし。
最近愚痴っぽいなと感じている人は、どちらか片方から始めてみるといいかもしれません。
問題はいつも自分の中にある
多くの人は自分の都合のいいように物事を見ています。
それぞれが色眼鏡をかけて思い思いに世の中を見ているわけですね。
意見が合わなかったり、主張を理解してもらえない時などに、相手が悪いという考え方のままでは永久に通じ合うことはできません。
たとえば、人によって態度が変わると感じる相手がいるなら、普通は「相手の性格に問題がある」と捉えがちです。
ですが、そんな時こそ「問題はいつも自分の中にある」と自分が変われば、相手の反応も変わってきますよね?
「視点が変われば行動が変わり、行動が変われば得るものが変わる」
得たい結果があるならスタート地点である視点(物の見方)を変えればいいということですね。
こんな三人が寄れば、まさに文殊の知恵が出るかもしれません。
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