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マネジメントを学ぶため「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」を読む

おはようございます。
趣味は読書の小松です。

読書という自己投資は10年後に複利で大きな差がつきます。
私も「読書は趣味」と公言できるほど本を読むようになって5年ほどたちますが、明らかに思考力と言語化力が成長していることを実感します。

自分の思考力や言語化力という資本は一度身につけてしまうと誰にも奪われないし、24時間、365日自分が死ぬまで稼働する資本力になります。この自己資本である人的資本を周囲との人脈・ネットワークである社会資本と一緒にして利用すると自分の人生が豊かになるなぁ〜と実感してます。


HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメンを読んで自分だけの感想を投稿します。


自分がこの本を選んだ理由

今年度からメンバー10人の課長職に就いたので改めてマネジメントを勉強したいと思いました。
元LINE執行役員で元ZOZOTOWN執行役員の田端信太郎さんが主宰するオンラインサロン「田端大学 ブランド人学部」の課題図書であった本です。


著者情報

著者名:アンドリュー・S・グローブ

1936年ハンガリーのブダペスト生まれ。1956年にハンガリーからアメリカへ移住。ニューヨーク市立大学を主席で卒業。カリフォルニア大学バークレー校で博士号を取得。卒業後、インテル社の創業に参画して第1号の社員になる。
79年に社長に就任。97年にはタイム誌の今年の人に選ばれた。98年にはインテルのCEOに就任して、2004年には会長から退いた。

この本の概要


出版日:2017年1月16日

発行:日経BP社

発売:日経BPマーケティング

本書は1984年に発行された「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」(早川書房)に加筆・修正して1996年に発行された「インテル経営の秘密」(早川書房)の原書をもとに2015年に米国で出版されたペーパーバック版を翻訳したもの。

( 目 次 )

第1部 朝食工場 生産の基本原理

第2部 経営管理はチーム・ゲームである

第3部 チームの中のチーム

第4部 選手たち

引用を交えた感想

マネジャーのやるべき事は部下の教育とモチベーションの向上。マネジャーが部下の生産性を向上できる方法は2つしかなく、モチベーションと訓練。

自分の仕事でのキャリアは30年で今までも若手技術者への教育には熱心に取り組んできました。
特に人間性が素直で誠実なタイプには公私にわたって熱く教えてしまいがち。
今年度から新規採用された20代の女性職員には仕事の面に加えて人間としても成長してほしいです。



自分で仕事をやるより部下にやってもらう方が難しいとよく聞きます。
仕事への向き合い方は人それぞれですし会社といったコミュニティへの依存度はひと昔前に比べて変わってきています。
それでも若い人が一生懸命に仕事を覚えて早く一人前になりたいという気持ちは今も昔も変わらないと思います。

チームが10人いるとそれぞれの個性がありキャリアやチームにおけるポジションも違うため期待される役割やパフォーマンスも違ってきます。
本に書いてあるとおりテコの原理によりチーム力を最大化するのがマネージャー職に就いてる自分の仕事。
また部下のみんなが気持ちよく仕事ができる環境をつくっていくのも自分の役割のひとつです。


働き方改革は残業時間が減ったとか表面的なことではなく、仕事時間が他者貢献や自己成長につながるような本質的なことをもっと意識する必要があると考えてます。

会社組織でミドルマネジャーのポジションにいる人には特におススメの本です。

以上、また明日。

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