ゼロカーボンに向けた最新テクノロジーを活用したオフグリッドな暮らし
おはようございます。
ナマコとイカが大好きな小松です。
みなさんはオフグリッドってご存知ですか?
私は最近知ったのですが、送電線や水道菅、ガス菅など公共インフラに依存せず、独立した状態の建物やその生活様式を指すようです。
オフグリッドを売りにする高級宿
今年の旅行プランを考えていたので「オフグリッド 宿泊」でググってみた。
なかなかワクワクする宿を発見!
沼津市舟山地区の急峻な坂に建てられたオフグリッド型のホテル「WEAZER(ウェザー)西伊豆」は、太陽光発電システムと雨水を濾過するシステムを使用して水と電気を完全自給できる。
1泊18万5000円(1棟貸し)となかなかの金額だが、記事になった時点2月の予約はほぼ満室状態とのこと。
さらにホテルの建物は、ユニットを組み立てる「モジュール式」。建物やシステムを含む「ベースモデル」の販売額は約1億円。
こちらもなかなかのお値段だが購入に関する反響は100件を超えているらしい。
富裕層に刺さる観光宿とは
梅澤高明さんのVoicyは様々な産業分野のテーマについてイノベーションの視点から解説していて毎回学びになるのだか、今回の配信で2024年の注目のキーワードのひとつとして「富裕層観光」を上げていた。
私も同感でその辺りの話を熱く語った記事はこちらから。
一般的に富裕層はアート、建築や自然、歴史、文化、伝統に興味があり、サスティナブルなことに価値を置いている。
富士山や屋久島など世界的に有名な地域で自然を満喫するオフグリッドな暮らしは結構面白いのではないか。
最先端テクノロジーを活用したオフグリッド
一般的に流通してる太陽光パネルは見た目が無粋な感じだが、テクノロジーの進化で屋根と太陽光パネルが一体化した屋根型パネルがある。
見た目はガルバニウムの屋根みたいでカッコいい。
日本では、太陽光や風力など再生可能エネルギーによってつくられた電気を電気事業者が買い取る固定価格買取制度(FIT)が2009年にスタート。
この制度による電気の買り取り期間は10年 。つまり、2009年に買い取りを始めた太陽光発電のユーザーは、2019年に終了となった。
今まで昼間に太陽光で発電して余った電力は、電気事業者に買い取ってもらっていたが、ここで注目されるのが家庭用蓄電池というテクノロジー。
蓄電池と太陽光を組み合わせることで自給した電気をストックすることが可能となり、節電効果と災害時対応の両面で価値が生み出せる。
この家庭用蓄電池のマーケットで競争優位にたってるのがテスラのPowerwall。
販売価格が約100万円で他のメーカーのものと比較しても圧倒的にコスパがいい。
まとめ
太陽光パネルと蓄電池のテクノロジーに加えて、雨水濾過装置を利用すれば完全なオフグリッド生活が可能となる。
2050年にカーボンニュートラル実現を国際公約として掲げる日本。
防衛費や社会保障費もいいが、こちらの環境政策もオフグリッドを各家庭に推進するような抜本的な対策を考えないと間に合わないのでは…。
以上、また明日。
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