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【下】和泉愛依の実家の間取りを考える

こんにちは、松尾です。


前回の記事にも反応をいただきまして、非常に嬉しい限りです!
読んでくださった方々、本当にありがとうございます!


さて、本記事の執筆時期は2020年の12月30日。

年末特有の寂しさが世間を取り囲んでいます。

私もこの寂しさに飲み込まれてしまいそうになりますが、アイマスのおかげでなんとか正気を保っています。

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こないだ実装されたsSSRの愛依ちゃんもようやく来てくれました。


ありがとう!アイドルマスターシャイニーカラーズ!


(冬優子はまだ来てませんね…………)



というわけで、前記事の続きに入っていきましょう!

前回までは和泉家の家族構成や周辺環境、イラストからわかることをまとめていきました。

今回は実際に間取りを描いていきます。

また、今回は模型は作りません。前回がちょっと大変すぎたので……(あとは材料費が結構なもので……)

それでは本題に入りましょう!


【第四章】試行錯誤を晒そう

まず、この記事を執筆する前に「なんとな〜く」で描いたラフをお見せいたします。

こちら

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非常に雑な図ですね……。

しかし、コミュやイラストをサラッと見てまとめると、こんな感じになるよ、という図でもあります。


さて、この図に「上」編で整理した事柄を付加していきましょう。

「上」編で明らかにしたことは多くありましたが、大まかな内容は以下の通り。

・10人家族で、現在同居しているのは兄姉を除く8人
・日本古来の間取り「田の字型」がベースになっている
・愛依の部屋は2階、庭に面していない方にある
・上の弟、妹の部屋は別々である
・敷地内に蔵がある

これらの情報をもとに、平面図を作成していきます。

それがこちら

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こんな感じです。

ちなみに、こちらはTwitter上でフォロワー様と議論した際に、結論としてまとめた平面図でした。
つまりこの記事を書き始める段階での、私の中の和泉家です。
部屋数や大まかな間取り自体はこんな雰囲気で間違いないと思います。

しかし、この間取りにも大きな欠点があります。
・1、2階ともにトイレがない
・1階南側の廊下が下屋になっていない
・仏間がない
・1、2階で柱の位置がちぐはぐで、耐震的に脆い家である

この反省点を反映させ、完全なる「和泉家」を作成していきます。



【第五章】これが「和泉家」の全容だ!!!

さっそく見ていただきましょう。

第四章で明らかにした反省点を反映させた平面図がこちらです!


・1階

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・2階

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階数:2階建
居室:7
玄関:南東
間口:10.92m
奥行:9.1m
延床面積:58.62坪(193.77㎡)
建築面積:33.88坪(112㎡)


〈この間取りのポイント〉
【外観・外部】
・外観イラストと矛盾のないように留意して作成
・「1階」の外部、家の北側に蔵(収納)を設置
【内部】
・「田の字型」にかなり近い間取りを実現
・仏壇を置く可能性のある床の間の真上に2階をのせない
・1、2階ともにトイレを設置
・トイレ、浴室などの水回りを「鬼門」である北東を避けて北向にする


〈予想されるツッコミと回答集〉
・この間取り、廊下がめっちゃ暗いのでは?
 →その通り。1階はともかく2階が非常に暗いはずなので、天窓などが採用されてるとその問題も解消できます。
・1階のトイレ、玄関から丸見えでは?
 →その通り。この場所以外にも「洗面所の手前、階段の真下」「廊下奥の収納部」など、候補はさまざまあるので、1階トイレの位置は確定できているとは言えません。


こちらの間取りなら、
・『【うち来る〜?】和泉愛依』で愛依の部屋から見えたが、ちょうど家の北西側の道路に植えられている桜である、と考えられる
祖父母、両親、愛依、上の弟、妹の5部屋を確保できている
・日本伝統の「田の字型」を踏襲できている
・1階2階で柱の位置をほとんど変えることなく、耐震性も向上できている
・2箇所の「床の間」のいずれかに仏壇を置いても、真上に2階がない
といった難点も解消できます。

この間取りは、現時点でゲーム内に登場している情報と、私の知識を掛け合わせた最高の和泉家であると自信を持って言えます。



【第六章】どんな土地に建ってんの!?

さて、平面図を明らかにした和泉家ですが、どんな土地に建っているのでしょうか?
先程の間取りの面積をもとに考えてみましょう!

なおこの章では、和泉家が埼玉県所沢市にあると仮定して考察を進めてまいります。

材料にしたいのは、建蔽率(けんぺいりつ)と容積率の2つです。
建蔽率とは土地に占める1階の床面積の割合のこと、容積率とは土地に占める延床面積(1、2階の床面積の合計)の割合のことです。

これら2つは用途地域ごとに定められており、非常に厳密に守られています。
例えば、所沢市における「第1種低層住居専用地域(普通の住宅街)」での建蔽率(%)/容積率(%)は、大部分が50/80です。

これに当てはめると、和泉家の1階面積は33.89坪(112㎡)、延床面積は58.62坪(193.77㎡)なので、最低でも約141.8坪(468.92㎡)の土地が必要です。
最近の区画整理では、1区画あたり50坪ほどで造成することが多いので、その3倍の面積の土地が必要、ということになりますね。大豪邸です。

また、建蔽率や容積率は、密集都市部ほど制限が厳しくなり、農地に近づくほど緩和されるという大まかな傾向があります。
所沢市で最も建蔽率等の規制が緩いのが、60/150という地域です。
ここに当てはめると、最低でも87.93坪(290.17㎡)の土地が必要になります。

つまり、和泉家は約88坪〜約142坪の広大な土地を所有している、ということがわかりました。

また、『【あめ、ゆき、はれ】芹沢あさひ』から、駅から和泉家まで行くにはそこそこの距離を歩いていたことが推測されます。
より駅から遠い、となれば建蔽率などの制限も緩くなるでしょう。
(もっとも、バスなどを使っていないことから割と近い、というようにも考えられます)
そのようなことも妄想していくと、和泉家の解像度が上がっていき、非常に楽しくなっていきますね!!!!!(当社比)

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『【あめ、ゆき、はれ】芹沢あさひ』より。この2枚の間で結構歩いてるよなぁ……



おわりに

和泉家の間取り、いかがでしたでしょうか?

フォロワー様との意見交換もあり、非常に充実した間取りをかけたと思います。

しかし、まだまだ不明な点も多いです。

ぜひツッコミどころやアドバイスなど頂ければと思います。よろしくお願いいたします!


さて、年内の更新はここまでとなります。

本記事含め、読んで下さった方々には感謝しかありません。
本当にありがとうございました!

来年もどんどん記事を投稿していこうと思いますので、ぜひまた覗きに来てくださればと思います!


さて、来年は「283プロ事務所」の間取りに挑戦してみようと思います!

情報が多く非常に難しいことは承知ですが、絶対に明らかにしてみます。乞うご期待です!


それでは、ありがとうございました!良いお年をお迎えくださいませ!

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