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【徹底解説】青島神社へ行ってみた!!


宮崎県宮崎市、青島にある青島神社へ行ってきました。今回は青島神社の人気の秘密、人を惹き付ける魅力を徹底的に調査いたします!! 


とある土曜日の朝、青島神社へ行ってきました!!

青島神社は宮崎市の青島にある神社で、太平洋に面した海岸際に建っており、約1200年の歴史を持ちます。


古くから聖なる島としてあやかられた青島は、江戸時代までは一般人の入場が禁止されており、参拝者は対岸際で拝んでいました。

現在では一般開放され、地元の人や参拝客、多くの観光客で賑わっています。


美しい海と自然に囲まれた青島神社は、縁結びのご利益で有名です。

それでは入場しましょう!!


まず神社まで続く青島参道は商店街が立ち並んでいます。

手前にある青島屋は青島ならではのお土産やご当地グッツ、宮崎でしか味わえない食を楽しめるレストランが並んでいます。

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なかでも宮崎県内の蔵元から集めた焼酎は数も種類も多く圧巻の一言!!

お酒好きにはたまらないコーナーとなっています。


商店街は朝早かったこともありまだ閑散としていました。

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お昼くらいになると人も多くなりますよ。

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この日は猛暑日で朝から暑かったこともあり、ソフトクリームやかき氷を楽しむ参拝客が目立ちました。

一番海側にあるお店の肉巻きおにぎりは大変人気がありますよ。


キティちゃんシリーズを販売しているお店も賑わっていました。

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宮崎全体が分かる観光案内図です。

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商店街をぬけると見えてくるのは宮崎を代表する大海原!!

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とても綺麗な海ですね!!

これだけでも来たかいがあります。


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道行く2人の先に見えるのが青島神社がある青島です。

青島の全域が熱帯・亜熱帯植物の群生地として、国の特別天然記念物に指定されています。

青島までの道は波も風も程よく心地よくて気持ちいいです。


さらに進むと橋が見えてきます。

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橋の向こうにはかすかに鳥居が見えてきましたね!!

この橋は弥生橋といいます。


弥生橋からの太平洋の眺めも最高です。

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弥生橋を渡りきったところには灯籠があり、訪れる参拝客を迎えてくれます。

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海辺、砂浜に立つ灯籠は全国的にも珍しいのではないでしょうか。


先を歩くと青島神社の石碑、文化財への成り立ちや神話のことなどが書かれている看板が立っています。

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ここで青島神社のことをより詳しく学んでから先へ進んでください。


鳥居の前には青島神社の海岸で取れた貝を売っている露天が立っています。

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テントの露天には珍しい形や可愛い形、ユニークな形の貝が売られていました!!

宮崎は巨人のキャンプ地としても知られており、青島へ訪れた往年の選手の写真も飾られています。

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キャンプの時期に訪れ、巨人の選手に遭遇したらラッキーですよね‼


それでは鳥居をくぐりましょう!!

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今日は干潮時で潮は引いていましたが、満潮時になると潮が鳥居の足元まで押し寄せます。

訪れた時間帯が満潮時だと注意が必要です‼

ちなみにこんな感じですよ。

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鳥居から海岸線に見えるのは、「鬼の洗濯岩」といわれる波状岩です。

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海中でできた水成岩が長い間隆起し、波に洗われた固い砂岩層が板みたく積み重なって見えます。

このことから鬼の洗濯岩と名付けられました。

青島から南へ約8kmの海岸線で見ることができ、国の天然記念物にも指定されています。

干潮時には岩が完全に顔を出し、磯遊びをしている親御さん達で賑わいます。


鳥居から太平洋を横目に進んでいくと神社入り口です。

狛犬様が迎えてくれます。

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青島神社の狛犬は全国的にも珍しく、後ろ足で立っています。

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睨みをきかせて大海原を見つめている狛犬は青島神社を護っているかのように見えます。


狛犬の前で一例をし、正中を歩かないよう左側から入場します。


入場してまず右側に見えてくるのがハート型のモニュメントです。

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恋人や友達同士でハートの中に入り 、スマホをかざして写真を撮ってい姿が印象的。

インスタ映えはまず間違えないでしょう!!

向かいの机で絵馬を購入して記入し、縁結びのご利益にあやかるよう祈願します。

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祈願した絵馬はハートの中へ奉納します。

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その隣にある御祖神社(みおやじんじゃ)は青島神社氏子徒の祖霊と氏子戦病死者の霊を祀っています。

ここに立ち寄り参拝する人も数多くいます。

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向かい側は社務所です。

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社務所では多くのお守りやグッズが売られており、御朱印もこちらで拝受することができます。

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青島神社は七福神の中の在弁天が祀られています。

そのために青島神社と在弁天の御朱印と2つ拝受することができます。

片方だけ受け取ることはできず、2つセットで拝受し、青島神社オリジナルの御朱印帳もありますよ。

是非ゲットしてくださいね‼


社務所の隣には海積の祓(わだつみのはらい)があります。

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海積の祓は人形の願い符に自分の名前と願い事を記入し、息を吹きかけて壺の中のご神水器に浮かべます。

その上から龍の口から出る「玉の井」の水をそ~っとかけます。

玉の井の水は海神宮の入り口にある井戸水からなり、周囲が海であるのにもかかわらず、この井戸水は真清水だったそう。


願いが叶うと言われる玉の井の願い符は隣の机で購入、記入してください。

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社務所の真向かいには日向神話館(ひゅうがしんわかん)があります。

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日本で初めての蝋人形型神話館は平成12年にオープンしました。

青島の舞台でもある「海幸・山幸」の神話を、30体の蝋人形と12のブースできめ細かに表現しています。

この日は残念ながら入場できませんでしたが、青島神社のことをより深く知ることができるため、是非お立ち寄りください!!

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さらに先へ進むと左手には御由緒があります。

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青島神社の御祭神は彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)・豊玉姫命(とよたまひめのみこと)・塩筒大神(しおづつのおおかみ)の三神です。

彦火火出見命は日本神話の「海幸彦・山幸彦」の山幸彦で、天皇の始祖である神武天皇の祖父にあたる神様です。

その奥さんが豊玉姫命です。

縁結びの御利益の他には安産、航海、交通安全の神としても信仰されています。


英語でも書かれている御由緒は海外の人にもうれしいポイント。

この御由緒に目を通してから中へと進んでください。


途中ジャングルトイレという有料のトイレを発見しました。

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生い茂ったジャングルを抜けた先にトイレを発見‼

限りある資源を守るために賽銭を納めて用を足します。

子供は無料です笑


ジャングルトイレを抜けた先に手水舎があります。

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手水の作法を見ながらしっかりと手を清めます。

手水舎の先をよく見ると掃守神事(かもんしんじ)という神水がありました。

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賽銭や硬化・お札などを神水で清め、禊(みそぎ)をすることにより大神様の御加護を受けれるのだそう!!

海積の祓と似ています。


手水舎の先にある階段は神門へとつながっています。

それでは登ってみましょう。

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とても格好よく、赤色に彩られた神門です。

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神門の支柱に猪の目(いのめ)を見つけました。

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ハートの形が可愛いです。


猪目のハートはイノシシの目を意味しており、古来より魔除けのために使われています。

今年はイノシシ年なので、猪目は縁起が良さそう。

境内には猪目が多数あり、それを探して周るのも楽しめるポイントです。


それでは神門をくぐりましょう!!

神門をくぐると立派にたたずむ拝殿に到着です。

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風情漂う拝殿は神聖な空気と南国の雰囲気を一緒に感じることができます!!

元々の社殿は昭和49(1974)年火災で全焼しましたが、その後新たに再建されました。

とても立派な拝殿です。

二拝二拍手一拝をし、青島神社の神様に今日の平和と感謝を伝えます。


拝殿の前では多くのおみくじやお守りやお札、グッズが並ぶように売られていますよ。

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縁結び、健康、交通安全、学業等など、多種にわたって拝受することができます。

正直この量にはびっくりしました!!

どれを選んでいいのか間違いなく迷います笑

自分に合ったお守り、お札、グッズを拝受してくださいね。


おみくじは神門をくぐって右側のおみくじ納所に奉納してください。

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拝殿内では他にも楽しめるスポットがたくさんあります。


神門から入りすぐ左には祈り的があります。

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願い矢を購入し、的に向かって放ちます。

必勝、受験、恋愛、開運、就職等の的があり、当てた的により授与所でご利益があるグッズが拝受できます!!

是非チャレンジしてくださいね。


拝殿左奥には賽の目神事(さいのめしんじ)があります。

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賽の目神事では大きなサイコロを「教え給え、導き給え」と唱えて振ると、その時の自身に一番有意義な目がでるというもの。

「地・厄・交・身・金・縁」出たそれぞれの目で、未来を占いましょう。

私が降ったときには交がでました。

車の運転には気をつけるようにします!!


賽銭箱の隣には御縁継ぎ(ごえんつなぎ)があります。

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右側の棒に五円、あるいは五十円の穴を通し入れます。

次に左の石臼を五円なら1週、五十円なら5週回し、回しながら欲しい縁を心の中で願います。

賽銭箱の隣にあるということでかなり目立つスポットです。


御縁継ぎの隣りにあるのがおもかる石

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おもかる石は賽銭箱に賽銭を入れて祈願した後、この石を持ち上げます。

持ってみて思ったよりも軽ければ早く願いが叶い、重ければ時間がかかるというもの。

私が持ってみたときは重かったため、祈願成就にはまだ遠いのでしょう(笑)


このように青島神社は、テーマパーク感覚で楽しめるスポットがたくさんあります。


拝殿を正面に右側には小さな神門があります。

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中を覗きますとたくさんの絵馬とジャングルが見えます。

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隣に御成道(おなりみち)という看板がありました。

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明治40年、皇太子(後の大正天皇)の西国行幸に合わせて整備されたのがこの御成道。

林の中の60メートル先にある元宮へつながる道です。

それでは入場してみましょう‼


神門へ一礼して御成道を進むと目に付くのは大量の絵馬。

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この御成道は絵馬が多数にかけられているので「絵馬の古道」とも呼ばれています。

たくさんの緑と大量の絵馬に囲まれ、願い事を記入します。

記入したらトンネルに奉納してくださいね。

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絵馬のトンネルをくぐり抜けるとそこには青島を代表するビロー樹が生い茂っています。

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青島全体を覆っているビロー樹は約5000本、最高樹齢は約350年です。

ビロー(ヤシ科)は国定天然記念物にも指定されており、境内とはまた違った雰囲気を感じとれます。

その他たくさんの植物を見ることができ、南国気分に浸り、ビロー樹のパワーを吸って生気を養いましょう。


パワーみなぎるビロー樹の先にはなにやら社が見えてきました。

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元宮に到着です。

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元宮は青島のほぼ中心に位置しています。

古くから祭祀(さいし)が行われていたこの場所で、勾玉(まがたま)や弥生時代の土器などが多数発見されています。

ここに大元の社殿があったことから元宮が再建されました。


古代の人や天皇や皇族、現在でも多くの参拝客に信仰されている元宮は、青島神社最大のパワースポットです。


スフィンクス型の狛犬も迎えてくれますよ!!

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入り口にある狛犬と同じで後ろ足が伸びていますね。

こちらも凄い睨みを効かせ元宮を護っています。



元宮の先にあるのは天の平瓮投げ(あめのひらかなげ)です。

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投瓮所の前で二例し、先にある祭壇磐境(いわさか)ヘ向かって土器のお皿、平瓮(ひらか)を投げます。

そのさい願い事をつぶやきながら投げ入れ、入れば心願成就、割れると開運厄除となります。

磐境はやや遠い位置にあるため、平瓮が届かず、何度も挑戦しました笑


土器の平瓮は元宮の横に備え付けられている机で購入できます。

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平瓮の代わりに貝を投げ入れることもできますよ!!


天の平瓮投げの前には産霊紙縒(むすびこより)があります。

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産霊紙縒は夫婦ビロー樹に太い縄が2本掛けられています。

そこに和紙で作られた細いひもを結びつけ、切れることなく結びきれたら願いが叶うというもの。

色ごとにご利益が違い、ピンクは良縁夫婦円満、緑は生業成就、紫は心身健全等などあり、一番人気はやはりピンク。

意外と結ぶのが難しいため、慎重に結ぶ器用さが必要です。


元宮向かって右側は真砂の貝文(まさごのかいぶみ)があります。

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青島神社がある青島は別名真砂島ともよばれているほど「タカラガイ」が堆積しています。

真砂の貝文は青島神社の海岸にあるタカラガイを岩でできた炉(いろり)にお供えすると願いが叶うというもの。

他の貝でもいいですがやはりタカラガイが良縁とされています。

参拝前に海岸でタカラガイを見つけ、こちらに奉納してください。


それでは元宮を出て社殿を後にします‼

週末ということもあり、帰り際は人も多くなってきました。

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そこに現れたのがトゥクトゥクです。

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タイなどでよく見られるトゥクトゥクという三輪自動車は、青島神社の境内まで案内してくれます。

鳥居の方からではなく逆側から向かうことができ、また違った景色や雰囲気を感じることができます。

料金はお気持ちで、無料でも乗せてくれますよ。

トゥクトゥクに乗って青島の風を感じて参拝してみるのはどうでしょうか。


トゥクトゥク乗り場の近くには幸せの黄色いポストがあります。

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幸せの黄色いポストは青島神社の御祭神である山幸彦と豊玉姫が恋文をやりとりした場所で、縁結びのシンボルとして人気です。

2014年の夏に設置され、郵便屋さんが毎日回収にくるのだそう。

ポスト付近にはカメラ台が設置されており、ここから青島や太平洋をバックに写真を撮ることができます。

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ここから撮る写真もインスタ映え間違いなしですね!!


青島神社を後にし、青島参道を歩いている途中に青島亜熱帯植物園があります。

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青島亜熱帯植物園はおもに亜熱帯地域の植物が植えられており、1966年に開園しました。

青島ならではの植物が植えられており、季節ごとにそれぞれフラワーショーが開催されています。

天気がいい日はとても気持ちよく、南国の雰囲気を体いっぱい感じることができます。

参拝ついでにこちらの方にも足を運ばれてみるのもオススメします。


Parking

青島神社は無料駐車場が5ヶ所設置されていますが、離れているため、なるべく近場が良い方は参道前の有料駐車場をおすすめします。

有料駐車場は数カ所あります。

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電車でも訪れることができ、車がない遠方の方でも安心して訪れることができます。

青島駅から青島神社へは徒歩15分です。

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ACCESS

宮崎空港から青島神社まで車で約15分

宮崎駅から青島駅まで電車で約30分

青島駅から青島神社まで徒歩約15分。


青島神社

住所      宮崎県宮崎市青島2丁目13番1号

電話番号    0985-65-1262

ホームページ  https://aoshima-jinja.jp/


青島亜熱帯植物園(宮交ボタニックガーデン青島)

住所       宮崎県宮崎市青島2丁目12-1

電話番号    0985-65-1042

ホームページ  http://mppf.or.jp/aoshima/


青島駅

住所      宮崎県宮崎市青島西2丁目14

電話番号    なし

ホームページ  なし

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