【第3回】BEASTJapanextのシニア選手枠は忍田幸夫?河野高志?それとも?
はいはいはいはーい。
第2回でドラ1は中田花奈さんだと予想した直後に、鈴木大介さんがTwitterアカウント開設。
そして、以下のツイート。
自分の予想の根拠を完全に覆されました。
大介さんの指名可能性爆上がりですね。。。。。
少なくとも、中田花奈&鈴木大介の両獲りはありうる状況かなーという気がします。
でも、今日の考察対象はそこではありません。
Mトーナメントは海外から見れないようですし、「BEAST Japanextの2枠目が誰か」についてのんびり予想考えていきたい、と思います。
新チームの選手2枠目は「シニア選手」
新チームのドラ1は「チームの顔」となる選手。
これに適したのは、中田花奈さんではないか、というのが前回の考察。
そして、選手2枠目。
これは「シニア選手」だろうと思っています。
なぜ「シニア選手」が必要なのか。
第1回から繰り返し述べている通り、BSJapanextのターゲットファン層はシニア世代(より具体的には50代~70代)。
そして、シニア層を惹きつける要素。
それは単にシニア層にも人気のあるキラキラした若手がいるだけでは足りません。
「同世代」の元気な雀士が若い雀士と対等以上に戦う姿を見せること。
それによって感動を巻き起こし、かつ、元気を与えること。
そして共感を呼び起こすこと。
高齢者向け商品CMを例にとってみましょう。
例えばハズキルーペのCM。
そのCMには、菊川怜さんや武井咲さんといった若くて数字のある女優を起用するとともに、同じくシニア世代の元気な俳優、具体的には渡辺謙さんや舘ひろしさんを起用しています。
「目を引く」という役割は若い俳優さんに譲るとしても、「同世代」でなければ巻き起こせない「共感」があるからこそ、ターゲット層にしっかりアプローチすべく、あえてシニア世代を起用しています。
麻雀チームも同様。
50代~70代をターゲットにするからこそ、
それらの年齢の中央値である「60歳前後の選手を起用したい」。
そういった思惑は必ずあるはずです。
旬のシニア選手とは?
では、ここで「誰がシニア選手枠の候補になるのか」を考えてみましょう。
最終的には、ファン層の分析をしたうえで、一人予想してみたいと思います。
候補筆頭は忍田幸夫
まずは、現タイトルホルダー。
そう、麻将連合代表で、現将王かつ永世将王の忍田幸夫プロです。
実績が指し示す通り、雀力は当然ピカイチ。
あと、謎の清潔感。
年齢は59歳とシニア選手枠に求めたい年齢にピッタリ。
見た目も話し方も非常に若々しい。
地味に大きいのは、しっかりと体型を保っていること。
下手したらコバゴーよりもユニフォームを着こなしそうな予感です。
そして、非常に大きいのは既存のMリーグファンに対して完璧な形での顔見せができていること。
解説が最高クラスに素晴らしかった!!!!!
あまりにも解説がよかったこともあり、それについて書いた私の記事も謎にバズっておりました。
個人的には指名確率70%くらいと踏んでおります。
対抗は、前令昭位の河野高志
年齢は57歳。十分にスイートスポットです。
この人、何より麻雀がめちゃくちゃ強い。
四神降臨での河野さんは、コバゴー、優さん、渋川さん相手に完璧なゲームメイク。
本当に強すぎた・・・・。
この番組、土田&堀&コバミサの実況解説陣が最高すぎたので、麻雀ファンの皆さんには、是非是非見てほしいです。
解説もわかりやすくて面白い。
コバゴー&コバミサと一緒だった天鳳名人戦の解説は、すごく良かった!
あと、河野さんで地味に大きいのは、他の男性雀士にはないファン層を抱えていることです。
男性雀士のファンは「Mリーグを見る人が多い」という特徴が顕著にみられるのですが、河野さんのファンは「Mリーグを見ない人も多い」ことが指摘できます。
こういう固有のファン層は、得てして「強固」と言えると思います。
(河野さんのファン層分析は、以下の記事で断片的にやってます。)
大穴①は沢崎誠
まず沢崎さん。
体調さえ戻っていれば、人気&注目度&実績ともに完璧な人材。
ただ、体調次第。
少しでも不安があれば、企業としては起用を躊躇うと思います。
大穴②はヨーコさん
女性シニア選手ならヨーコさん。
年齢は存じ上げないのですが、推測するに、20歳と360か月くらいでしょうか。。。
まじで若すぎる。美しすぎますね。
ヨーコさんは、直近の女流最高位決定戦にも名を連ねていたため、「旬」さでも問題なさそうです。
ただ、女流最高位を獲れていれば・・・というのは、正直あります。
大穴③はオーディション参加者の山井弘、宮内こずえ
明らかにシニア層を意識してオーディションに選ばれた2人。
2人がオーディションのファイナルに勝ち残っていた場合には、可能性もより高まったと思いますが、セミファイナルで敗れてしまったことをどう捉えるか。
個人的には、可能性は高くないかなあと思います。
逆に言うと、もしオーディションで山井さんor宮内さんが勝っていた場合には、そもそもシニア選手枠は埋まったものと見なされていたかもしれません。
大穴④は仲田加南
40代と若くはありますが、既に「おばあちゃん」の仲田さん。
この「おばあちゃん」属性をどう判断するか。
この属性がかなりポジティブに評価されるのであれば、ワンチャンどころかけっこう可能性あるかもしれません。
なお、仲田さんのファン層は以下の記事で分析済み。
個人的には、BEASTよりもドリブンズに行ってほしい・・・。
ただ、ドリブンズはチーム運営上連盟選手の指名はなさそうなので、やっぱりBEASTか。。。
忍田さんのファン層分析
とまぁ、ここまで候補を色々と挙げてみましたが、年齢的に、実績的に、そして特に「旬」さにおいて、忍田さんが強いことには変わりません。
河野さんが今年の令昭位であれば肩を並べると思うのですが、今年勝っているという意味で、忍田さんが「旬」さだと抜けている気がします。
そこで、今年は忍田さんのファン層をデータ分析してみたいと思います。
忍田さん、BEASTJapanextの狙いに合致する選手と言えるでしょうか。
忍田さんのファン層の大きさ
データはレギュラーシーズン終了時に抽出したものを使っています。
フォロワー数は、5,597人。
大きくはないですが、スタート台としては十分だと思います。
このうち、既存のMリーグチームを全てフォローしている人(いわゆるMリーグ箱推しファン)は、2,217人でした。
忍田さんのファン層の色
忍田さんのファンはどのチームを応援しているのか。
コバゴー船長のパイレーツファンが圧倒的に多いんじゃないか、という気がしますが、なんと意外な結果。
以下は、忍田さんのフォロワーのうち何人が各チームをフォローしているか、です。
<チーム別フォロワー数>
1位 U-NEXTパイレーツ(3,351人)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部(3,301人)
3位 渋谷ABEMAS(3,188人)
4位 セガサミーフェニックス(3,153人)
5位 赤坂ドリブンズ(3,139人)
6位 KADOKAWAサクラナイツ(3,054人)
7位 TEAM雷電(3,003人)
8位 EX風林火山(2,988人)
併せて、各チームのフォロワーの何パーセントが忍田さんをフォローしているかを見てみます。
1位 EX風林火山(5.94%)
2位 赤坂ドリブンズ(5.89%)
3位 TEAM雷電(5.80%)
4位 U-NEXTパイレーツ(5.7%)
5位 KADOKAWAサクラナイツ(5.1%)
6位 セガサミーフェニックス(4.5%)
7位 渋谷ABEMAS(4.0%)
8位 KONAMI麻雀格闘倶楽部(3.6%)
これ、意外じゃないですか?
パイレーツ寄りと思われそうな忍田さん、ファン層の偏りがありません。
これをどう解釈するか。
個人的には「BSJapanextの求める選手像に沿っている」と解釈しました。
というのも、ジャパネットのビジネスモデルは「テレビというマスメディアを使ってより多くの人々に自社製品の良さを知ってもらう」というもの。
要は、興味のありそうな人のみにアプローチする広告手法ではなく、あくまで大人数にアプローチするやり方です。
そして、中田さんという集客力抜群の選手がいるのであれば、忍田さんに期待するのは「その人が出ているとなんとなくそのまま見続けちゃう」という居心地の良さを作り出せること、になります。
となると、クセのある人よりも、クセがない人の方がいいわけです。
ファン層の偏りがない=コアで熱狂的なファンがいるタイプというよりは、全方向に愛され、かつ、敵を作らないタイプということ。
まさにピッタリでは?
というわけで、やっぱり忍田さんが指名される理由は十二分なわけです。
結論:シニア選手枠は忍田さんが最有力
考えれば考えるほど、忍田さんが有力。
もし自分が担当者なら、忍田さんをすごくすごくすごく選びたい。
あと、忍田さんであれば、所作から麻雀技術からいろいろなことに関して、中田さんの先生になれそう、というのも大きなポイント。
コバゴーもそのへん大絶賛のようです。
Twitter上は、Hiro柴田さんや醍醐さん、あるいは鈴木大介さんといった名前を挙げる人も多いですが、個人的には「この枠には若すぎる」と思ってます。
一般的には、ABEMAの主要視聴者層である20代~30代に近い選手の方がいいとは思うのですが、この枠はなんと全く逆。
シニア層にはなかなかないチャンスだと思います。
さてさて、次回は3人目。
ここはオーディション勝者と関連してきそうだと思うので、勝者が決まってから考察したいと思います。
なので、先にドリブンズorフェニックスについて考えたいかも。