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子供と親は違う人間

ママに似てるね
お父さんの子供だね。
なんて思う事ありますが、、、
子供と自分って全然違う人間だよな!と
改めて思った事。


1 踊らない息子

保育園に通う息子は、
今年3歳になりますが
今まで運動会も生活発表会も
歌も踊りも手遊び歌もかけっこも
いつも仁王立ちで一歩も動いたことはありせん。

人前に出るのが嫌いなのか
踊りが嫌いなのか
集団行動が嫌なのか
理由はわかりませんが
彼は絶対に動きません。

普段の保育園では
元気に駆け回り、
家では歌を歌うこともありますが、、、

ただそんな彼を見て
私は
自分と同じかも!
と思うようになりました。

私は、昔から人前に出るのが苦手で
でもいい子でいたかったから
言われたとおりにやってはいました。

運動会や学芸会などのイベントや人前が
嫌で嫌でたまらなかったことを
覚えています。

そんな私と息子を重ね合わせているとき
公民館のイベントでまた
踊りを発表する機会が訪れました。

2 インタビューに答える息子

イベント当日、
息子は私から離れず
「ママといたい。」
とずっと抱っこ。

私は、
私と同じで人前に出るの嫌なんだろうな。
嫌なことは別にしなくていいよ。
と思って、先生にも
今日はやめておこうかなー
なんて伝えていると、
旦那さんが
せっかく来たんだから出そう!
と息子を舞台に連れていきました。

なんだかんだ舞台に立った息子。
イベントの途中でインタビューでマイクを
向けられることに。
泣き出すかなー
なんて私が、不安に思っていると
「楽しかったです。」と。

え!!
人前で喋るの!?泣かないの!?
勝手に私が思い込んでいた息子像とは違っていました。

その後の踊りの時は
相変わらず踊らない息子。
仁王立ちで何もしない。
でもこの日は違っていました。

最後に手を挙げて
お星様キラキラとする場面。
パッと手を上げて
キラキラしながらにっこりの息子。

えぇぇぇ!!!!!!
すごーーーーい!
先生にも褒められて
すごく嬉しかったようです。
その日から息子の様子が変わっていきました。

それから、お家の中で
どんぐりころころを歌い始めたり
お姉ちゃんと踊ってみたり
なんか楽しそう!

保育園でも
「今日はお歌たくさん歌いましたよ。」
「最後に踊りましたよ。」
と毎日先生から保育園での様子を教えてくれました。

3私は私 息子は息子

子供をついつい自分と重ねて
人前が嫌なんだろうな。
踊り嫌いだろうな。
なんて思っていた私。

息子と私を勝手に重ね合わせ、
息子の気持ちをわかったつもりでいました。

でも息子と私は別の人間。

好きなことも
得意なことも
苦手なことも
全部全部違う。

なのに、息子を私の枠にはめていたことに
反省しました。

息子は息子の感覚で生きています。
勝手に私の感覚や枠にはめてはいけなかった。

子供だとついつい
自分に似てるなんて
思いがちですが。。。

気をつけないといけないと
一人の人間として
子供達の気持ちを
そのまま受け止めてあげないといけないなと
思いました。


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