仕事と何かもうひとつ

仕事と仕事以外の何かもうひとつの存在が、日々の生活にプラスに働いているな、と最近感じる。
おすすめしたいので、記事にします。

私の場合は習い事。
20代後半でダンスを習い事として始めて、趣味として続けて今ちょうど5年目。
昨年からは勇気を出して発表会にも出るようになり、そこから知り合いもできて、今楽しい。

夫の場合は技術とかを勉強するのが趣味らしく、それが該当していると思う。
仕事にも通じる部分はあるけど、仕事とな関係なく、自分の知りたい技術を自分のペースで学ぶのが好きみたい。

自分がやりたいな、と思えるものであることが継続にもつながるし、大事だと思う。

以前は仕事+遊ぶことだった

私は社会人になってから20代後半までは、平日は本当に仕事しかしていなかった。
あんなにも厳しかった母が一人暮らしを認めたくらい、忙しいときは平日は終電やタクシーの日もあったり、普通の日も会社が遠かったため家に0時頃に着くような生活をしていた。

もちろん休日は友達と遊びに出かけたり旅行に行ったし、その時の部署はプライベートでも遊ぶ仲の人たちがいたから、仕事は忙しいときもあったけど、楽しかった。
異動して何年も経った今も、ビジネスパートナーさん達含めて仲良くして頂いている。
余談だが、ビジネスパートナーと仲良くなれるのは、本気でひとつの仕事に向き合ったからだと思う。

遊ぶことは今も私にとって欠かせないし友人との時間はとても大事だけど、今の私にとって仕事以外のもうひとつと言うなら、やっぱりダンスだと思う。

きっかけ

「人生に一度はやってみたい」と日頃何となく考えていることに対して、急に自分の心が動き出し行動することがある。

ダンスもそれだった。
以前からちょこちょこ調べたりはしていたけど、ふと一人暮らしの家の近くにスタジオがあることに気づいた。
土曜に受けたいレッスンがあって、土日なら通えそう。
予め色々調べていたので、入会するつもりで体験に行き、そのまま入会。

いつの間にか平日にレッスンに行くようになった

人間始めたら欲が出るもので、最初は土日でできる範囲で、と考えていたものが1年くらい経った頃には
平日のこの日だったらもう少し上のクラスがあるのにな、とか
土日はやっぱり友達との予定が入ることもあるし、という理由で、
本当は平日に行けたらいいのにな、、
と思い始めていた。

その頃は忙しかった部署から異動もしていて、特に深夜勤務の許可が特別な時以外下りない部署、かつ、仕事ができる先輩がたくさんいたので、みんな22時には帰る生活をしていた。

週1日、2時間半だけ早く帰る、、それくらいなら、もしかしたらできるんじゃない?無理だったらまた土曜クラスにすればいいんだし。
と思えたので、それから「平日1日早帰りする人」になった。

あとはその頃面倒を見始めた新人に、会社人生って言っても仕事だけに集中しなくてもいいんだよと、その時の自分なりに伝えたかったのも影響していると思う。
周囲は変わらず22時退社生活をしているので、こういう人もいないと、新人が、みんなが働いているから自分も働かなきゃと思ってしまうような気がして。

発表会に出たいと思うようになった

また「人生で一度はやってみたい」が発動し、1回くらい発表会に出てみたいと思うようになった。

でも私の通っていた先生はなんとなくだけど、もう発表会は演目を出さない気がしていた。
なんとなく通っているスクールも縮小ムードを感じていて。

そこで、スクールを変えてみた。
新しい先生のレッスンに出初めて3ヵ月くらいして発表会の募集があったので、思い切って参加することに。

そこから2回、その先生が関係する発表会に参加して、今に至る。

仕事以外のもうひとつを見つけて良かったこと

大きく分けると、心身の健康と人。

◯仕事が大変なときでも気分転換になる
忙しすぎたらレッスンに行けるかどうかということにもなりかねないけれど。
完全に仕事以外のことを考えるので(レッスン中は本当に必死!笑)、気分転換になり、また新たな気持ちで仕事の続きに臨める。

ずっと仕事のことだけを考え続けていたら、脳も疲れてしまうと思う。
特に検討タスク等は、1回リセットして再考した方が自分の考えもすっきりまとまることが多い。

◯仕事では使わない頭を使う
振り覚えが悪いけど、悪いなりに超集中して覚えようとする。
頭の使い方が完全に違うから、頭の体操になっていると思う。

◯運動不足解消、肩こり解消
30代、朝から夜まで仕事しかしてないと確実に運動不足になる。
私の場合は仕事以外の何かひとつが運動なので、運動不足解消にはちょうどいい。

今の先生になってからなのか、発表会で週2日レッスン受けていたからなのか、ある時肩こりが軽減していることに気づいた。
これは予想してなかったこと。嬉しい。

◯先生が尊敬できる
私が師事している先生は子供の頃からずっとダンスをやっている人で、やっぱりひとつのことを極めた人は尊敬できる。

そういう人からレッスンを受けて、その気になって頑張っていたら、自分も磨かれる気がしている。

◯仕事では会わないような層の人に出会える
私の職場はほぼ男性、大学卒業後〜定年までの人がいる。
一方で習い事では、下は中学生〜上は50代くらいまで、全員女性である。
10代の子が、踊り出した瞬間にめちゃくちゃ大人っぽくてかっこよかったり。

学生だったり職業もバラバラなので、色んな話が聞けて、面白いし、視野が広がる。

例えば職場の人だといかに会社のオフィスに近い駅に住むかを考えているけど、習い事の人だと普通に1時間以上かけてレッスンに通っている人もいて、仕事に行くだけ、会社のそばに住むだけが人生ではないと気づかされたり。
(その結果、色々なタイミングも重なり、会社からは少し離れるけれど毎日見たい景色があるところに引っ越した。今は家にいる時間がとても長いので、引っ越して良かったと感じている)

習い事に限らず、他業種の友人等、仕事以外の関係の人はとても大事だなと、最近特によく感じる。
その人たちと話すだけでなく、その内容を仕事のメンバーと共有したりしてもまた面白い。

仕事以外に何かもうひとつ。
仕事で必要だから〜とか関係なしに、自分がやりたいと思えることを無理のない範囲内で続けるのは、おすすめです。

この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?