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Zoom のギャラリービューでのサイズ変更

2020.6.28 (Sun) 「どうぶつしょうぎカフェ いっぷく」に伺い、4周年記念の配信を行いました。いっぷくは以前は電波が通じにくいインターネット死の地帯でしたが、今では光インターネットが導入され頗る快適でした。私が住む横浜からは少々遠いものの(今は車が少ないので1時間以内で到着できました)、配信ベースとして今後も機能しそうです。ボードゲームもたくさんあるし、やれることはまだまだあります。

さて、いっぷく4周年のイベントの一つとして、Zoom 人狼を行いました。プレイヤーは連珠棋士(連珠家たち)で、我らが MC 丸山も連珠1級として参加しています。私は全員と面識がある訳ではないので、どういう方たちなのか楽しみにしていました。連珠界隈では有名な牧野初段(将棋棋士 牧野五段)も、いっぷくから参加してくれ大いに盛り上げてくれました。

私は人狼をほとんど知らないので、ゲームの中身ではなく YouTube 上での見せ方について考えていました。紹介してもらったいくつかの動画を見て、自分なりの解釈をし、改善点と、今のコマラボでできることをリスト化しました。そして関係者と打ち合わせをして、今回の配信の形式となりました。

配信技術と関係ないのですが、プレイヤーに「写真で一言」(大喜利)をして、人となりをユニークに分かってもらおうと提案しましたが、即座に強く否定されました(笑)それは事故る、と。確かに事故りそうな人がいる。

さて、今回の配信でやるべきなのはフレームデザインです。
Zoom 人狼の多くは Zoom 画面の垂れ流しです。人狼愛好家は良いのでしょうが、映像的にはあり得ない。

昼(朝)と夜というシーン転換があるので、最低でも映像的に分かるようにしたく、スライドを用意しました。

スライド9

スライド10

何も難しいことはなく、ただこれを使ってシーン転換するだけで雰囲気が出ます。プレイヤーはデザイン枠を見ながらではなく Zoom だけでやりますので、これは見る人向け限定です。Youtube で配信する限り、見る人に親切でなければならない。ここを手抜くのは映像屋ではない。
他の手法としては、Zoomの一コマ(一人分)に文字を載せるというのが、たぶん、一番手軽な方法でしょう。

今回フォーカスしたいのは「ギャラリービューでのサイズ変更」です。
下のキャプチャーを見てください。

人狼横幅

人狼は基本的には人が減っていくゲームです。
Zoom でのギャラリービューの人数も変化します。そして、ビデオオン参加者の人数によって Zoom 側で表示画面をジャストフィットしてくれます。
そのおかげで、空白(上記キャプチャーでは何もない黒部分)が変わってきます。
そんなの当り前だろうと思われるかもしれませんが、映像的には本当は避けたい。いや、避けたいというか自分の好きなような画面構成にしたのです。

ただ、生放送でのワンオペなので、シーン転換までが限界です。
次の機会があるかどうか分かりませんが、何か知恵を絞りたいと思っています。

他にもいろいろと番組構成として足りない箇所が多いことを放送しながら感じていました。これも勉強です。

なお、この放送は Youtube ぴえちゃんねるのストリームキーだけをもらって、私の機材から配信しました。(私のPCから Google ログインしていません) 事前の検証で問題無いことは確認していましたが、本番でうまくいかなかった時の対応方法が分からなかったので、動き出すまではヒヤヒヤでした。なんとかなって良かった(安心)。

(@totheworld)


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